おじゃったもんせ

コーヒーなど召し上がりながらごゆっくりどうぞ

ロシアの「ウクライナ侵攻」が、日本に突きつける≪残酷な現実 ≫とは?・・・2022/3/1ダイヤモン ド・オンライン提供記事の紹介

2022-03-01 19:59:24 | 日記

3月1日のダイヤモンド・オンライン提供記事に【ロシアの「ウクライナ侵攻」が、日本に突きつける≪残酷な現実≫とは?】が掲載されていたので紹介します。

【記事の概要】〇ロシアがウクライナに侵攻したのはなぜか?さまざまな議論があるが、理由は明白。ウクライナがNATOに加盟したら、ロシアの安全保障が危機に陥るからだ。そして、アメリカがロシアに対して経済制裁しかしない理由も明白。アメリカ本土の安全保障には関係ないからだ。この国際政治の現実を踏まえれば、中国が台湾や尖閣に侵攻したときに、日本に何がもたらされるかも明白であろう。その意味で、ウクライナ問題は、「日本の問題」にほかならないのだ。最新刊『変異する資本主義』(ダイヤモンド社)で、日本を取り巻く安全保障問題について詳述した中野剛志氏が解説する。

〇ロシアがウクライナに侵攻したのは≪当たり前≫である・・ロシアがウクライナに侵攻したのは、1997年から続くNATOの東方拡大、とりわけウクライナの加盟を阻止するためだ。ロシアにしてみれば、歴史的・文化的にも関係の深い隣国ウクライナのNATO加盟は、自国の安全保障に対する直接的な脅威であり、喉元に匕首を突きつけられるに等しい。だから、ロシアは、ウクライナのNATO非加盟を何度も要求してきたのだ・・米国に、そこまでしてNATOの東方拡大を達成したいという強い意志と戦略があったのかといえば、そんなものは、まったくなかった。・・・

〇なぜ、ロシアの「ウクライナ侵攻」を防げなかったのか?・・ならば、ロシアに、ウクライナのNATO非加盟を条件に、侵攻を思いとどまらせばよかったであろう。ところがそれができなかった。なぜか。それは、おそらく、米国にとって、ウクライナのNATO加盟は「鶏肋(けいろく)」(さして役に立っていないが、捨てるには惜しいもののこと)だったのであろう。・・・バイデン政権は長年に及ぶリベラル戦略、そしてNATOの東方拡大を諦めきれなかった。だから「鶏肋」なのである。・・・

〇「尖閣」は自国の力で守らなければならない・・われわれは、ウクライナ侵攻で何が起きているかをよく見て、それを東アジア情勢に置き換えて考えるべきであろう。第一に、核保有国同士の紛争は、チキンレースになり、安全保障上の核心的利益を守ろうとするする国の方が、その勝者となる。・・台湾が中国に占領されても、米国本国の安全保障が直接的に脅かされるわけではない。米国が、核を保有する中国との戦争リスクを冒してでも台湾を防衛するとも思えない。そう考えると、このチキンレースでも、最終的に先に降りるのは、米国であろう。他方、尖閣諸島については・・米中戦争のリスクを冒してでも守る理由はもっとない。米国とその同盟諸国が尖閣諸島を守るためにしてくれることは、せいぜい経済制裁であろう。日本は、今のウクライナ同様、領土を自らの手で守らなけれなならないだろう。・・このように、ウクライナの現状は、米国のパワーに依存することも、経済制裁など非軍事的な措置に期待することも無駄だということを教えている。ウクライナ国民は、自ら武器をとって、自力で強大なロシアに抵抗している。ならばわが国は、自国の防衛力を大幅に強化する以外にない。そう考えないとしたら、深刻な平和ボケと言うほかない。・・我が国の防衛力の強化に対して・・財政規律という経済制裁を、日本政府自身が課しているのである。・・財政規律がある限り、防衛費を大幅に増やすこともできないし、国力も衰退するばかりだ。・・

以上、記事の一部を紹介しましたが記事をスキャンして添付します。

※写真をクリックすると拡大し2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります。

   

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 極超音速ミサイル 北朝鮮は... | トップ | サイクリング(2022/3/2)・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事