2月10日 霧島市民会館・国分シビックセンターにおいて霧島市健康福祉まつり/霧島市民表彰/霧島市道義高揚・豊かな心推進大会/安心・安全まつづくり大会が開催されましたが、私はポスターを見て興味を持ったのでJR国分駅から歩いて会場までいき、表彰から参加しました。
〇プログラム・・①オープニング・・「鹿児島県警察音楽隊」 ②開会行事・・「開会のことば」「国歌斉唱」「市民歌斉唱」「市民憲章朗読」「市長あいさつ」③表彰・・「霧島市民表彰」「健康づくり功労者表彰」「第13回霧島市8020運動達成者表彰」「第12回健康福祉作品表彰」「善行表彰」「花いっぱいコンクール入賞者表彰」「社会福祉功労者表彰」
④来賓祝辞・・霧島市議会議長 ⑤講演・・【演題】‥『いつも前を向いて ~学ぶ楽しさ・生きる楽しさ』 【講師】・・菊池 桃子さん(女優・戸板女子短期大学 客員教授)⑥閉会行事・・「閉会のことば」
〇社会福祉関係のイベントの様子・・休憩時間に第2会場(国分シビックセンター)に行きイベントの様子を見てきたので写真で紹介します。
〇講演・・【演題】‥『いつも前を向いて ~学ぶ楽しさ・生きる楽しさ』 【講師】・・菊池 桃子さん(女優・戸板女子短期大学 客員教授)・・司会者による講師のプロフィール紹介の後に講師が登場して、約90分の講演がありましたので、その一部を紹介します。
●導入・・自己紹介の後に、当初の計画では当日の朝に東京を出発する予定が雪の影響で欠航になると困るので前日の最終便で鹿児島に来て一泊し鹿児島の雰囲気を楽しんだと前置きして、プロジェクターで写した2枚の赤ん坊を抱いた写真を見せて講演が始まりました。
●出産・子育・・(1枚目の写真)・長男・・1996年生まれ(22歳)・・幼少からの特技は速読・・全国大会で優勝・・長男が生まれて2年後に妊娠・・妊娠8カ月でエコー検査・羊水検査・・染色体の病気が判明・・脳・心臓・手足の異常・・出産のとき心臓が停止して死産(生きていれば20歳)・・
(2枚目の写真)・長女・・2001年生まれ(高校2年生)・・生まれてまもなく脳梗塞で左手・左足が麻痺・・リハビリを続け左足は補助具を使って歩けるが左手は思うように動かすことができない・・特別支援学級は一般の教科書は使用しないので家庭教師をつけて一般教科を学ばせる・・今年は高校3年生で受験の年になる・・
●学び・・長女の障害のこともあり雇用政策と人材育成に関心があったので40歳になって大学院で雇用問題を専攻し修士号を取得・・母校の戸板女子短期大学 客員教授・・学びの途中では挫折しそうになったが、新聞に掲載されていた84歳で初めてパソコンを学び孫の写真を年賀状に印刷できるようになった投稿を見て奮起し学ぶ楽しさを実感できるようになった・・
●キャリアについて・・ラテン語で轍(わだち)・・車輪が通った跡・・人間が生まれて死ぬまでの軌跡・・未来にどんなキャリア(わだち)をつくるか・・目標を持って人生が終わるまで未来を見て前向きに生きる・・
●人生100年時代の人生計画・・現在の平均寿命・・男性81.28歳 女性87.09歳・・健康意識の高まり・・100歳時代へ備えた人生計画が必要・・
●人口減少問題・・労働人口の減少対策・・①女性が働く ②定年の延長 ③外国からの労働力 ④社会的弱者への支援・・日本では人口問題としてとらえているが、外国では人権問題としてとらえている・・
●まとめ・・10年前から新聞を切り抜き分類整理している・・新しい漢字が生まれている・・人生のキャリア(わだち)形成に当たっては常に好奇心を持って楽しく学びながら前向きに生きていくことが期待されてる・・
講演が終わって大きな拍手が送られた後に花束贈呈があり講演会が終わりましたが、講演中は写真撮影禁止のため講演前の会場の様子を紹介します。
ポスター
表彰式
休憩時間
ロビーでの展示の様子(一部)
第2会場の看板
第2会場・・1階の様子(一部)
第2会場・・2階の様子(一部)
講演会が始まる前の会場の様子
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