おじゃったもんせ

コーヒーなど召し上がりながらごゆっくりどうぞ

島津義弘公没後400年記念「戦国島津シンポジュウム」(2019)・・・姶良市文化会館(加音ホール)

2019-12-01 07:07:32 | 日記

11月30日〔土〕11:00~姶良市文化会館(加音ホール)において島津義弘公没後400年記念「戦国島津シンポジュウム」が開催されました。第1部・・基調講演 第2部・・パネルディスカッションの2部構成となっていましたので、その概要を紹介します。

【基調講演】・・桐野作人(歴史研究家)・・島津の退き口・・義弘の立場と苦闘・・〇はじめに・・与えられたテーマ「島津の退き口」・・太閤秀吉の死去。朝鮮半島からの帰国、豊臣政権の動揺、分裂という状況に翻弄されながら、ひたすら郷里への帰還のために苦闘した義弘主従の動向を中心にお話しします。

①朝鮮からの帰国と加増,昇官・・五万石の加増 ②義弘苦悩の選択・・秀頼様御為・・亀寿の存在・・亀寿の安全保障(西軍の人質)・・③あっけない西軍の敗北 ④退き口の苦難・・迫る飢えと落武者狩り ⑤瀬戸内を西へ・・亀寿・実窓夫人と合流するも、想わぬ守江沖海戦の敗北 ⑥19日目の帰還・・生き残りを賭けて、義弘の衆望・人徳・・負傷した井伊直正、退き口を絶賛

パネルディスカッション】・・●桐野作人(歴史研究家)●新名一仁(鹿児島大学・志學館大学非常勤講師)●太田秀春(鹿児島交際大学教授)●コーディネーター 岩川拓夫(仙巌園学芸員)・・コーディネーターから出演者へ義弘公生い立ち、立場、役割について順番に発言を要請・・発言内容について更に掘り下げて・・義弘公の人物像を更に明確にしていく。

●まとめ・・当時としては驚異的な85歳の長寿を全うし、その後の島津家の基礎を築いた人物として評価・・NHK大河ドラマに登場してもらうために・・今年の没後400年記念祭を一過性にすることなく、終焉の地である姶良市を中心に地道に活動を続けることが大切である。

シンポジュウムの様子を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。

ポスター

会場の垂れ幕

基調講演・・桐野作人(歴史研究家)

パネルディスカッション

※写真をクリックすると拡大し2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります

       

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 島津義弘公没後400年「あいら... | トップ | サタデー卓球同好会(R1/下... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事