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講演会「10代の脳の発達と行動」・・・鹿児島県立加治木高等学校

2013-10-11 17:07:42 | 学校関係

10月11日、鹿児島県立加治木高等学校体育館において、講演会が開催され、1.2年の生徒とその保護者が参加しましたが、私は孫を自宅から通学させている関係で、保護者として出席しました。

・演題「10代の脳の発達と行動」~スマートフォン依存について~ ・講師 濱崎クリニック院長(前PTA会長・学校医)

学校長より講師の紹介の後に、講師からプロジェクター及び資料で詳しく説明がありましたので、その概要について紹介します。

●Part 1・・・高校生の脳の発達と行動の特徴・・・・「脳の基本」、「神経細胞」、「シナプス」、「若者の脳神経細胞の変化」(剪定・大人の脳への変化)、「前頭葉と後頭葉」などについて説明。

「まとめ」・・①脳神経の成長・・・10代後期は新しいシナプスの形成による成長期で、この変化は後頭葉で始まり前頭葉に至る。②高校生の脳・・・脳は未完成であるが思考に柔軟性があり、スリルを求め、リスクを恐れない基本的な性格がある。③高校生の行動・・・10代後半は大人を困らせる世代であるが、新しい環境への適応力が最も高い。

●Part 2・・・スマホと高校生(脳に与える影響・医学的考察)・・・「スマホでできること」、「ラインの問題」、「スマホ依存症」、「スマホが与える悪影響」(疾病面)・・・①電磁波による脳腫瘍の疑い、②前頭葉が発達しない傾向、③LED青色光による網膜障害、

「まとめ」・・・①親がスマホの害を知る(買い与える場合はルールを決めて親が監視する)   ②普遍的な親子関係・・・シマフクロウを例に、巣立ちの時はじっと見守って手助けをしない・・・親子関係は愛と忍耐が必要。

講演終了後に受講者を代表して高校生のお礼の言葉の後に、花束贈呈が行われ、大きな拍手で講師をねぎらいましたが、今回の講演を聞いて、10代の脳は発達の途中にあり、スマホが脳に与える影響を知ることができました。

今後、この問題については、孫の両親に今回の講演の内容を伝えて、親子で解決するように 支援し見守っていきたいと思っています。

会場全景

 学校長による講師の紹介

プロジェクターを使用して講師による説明

講師の自己紹介

 講演の最後

生徒代表による感謝の言葉

※写真をクリックすると拡大し左上の←をクリックすると戻ります

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

   

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