最近は読書すると目が疲れるので、あまり読書しなくなっていましたが、大活字本シリーズは目が疲れないので8月14日姶良市中央図書館から、「それからの海舟(上下)」半藤一利著を借りて読んでみたので一部を紹介します。
この本の著者は「プロロ-グ」で・・・「それからの海舟」を書くにあたってのきのきいたご挨拶のようであるけれど、江戸城無血開城の後のそれから、ということは、結局は「明治」という波瀾万丈のの時代をテーマにすることになる。・・
1章・・苦心惨憺の「その日」まで 2章・・「虎穴に入らずんば」の横浜行 3章・・空しくなった最後の大芝居 4章・・静岡ー東京 行ったり来たり 5章・・ふただび西郷どんとともに 6章・・政府高官はもう真っ平 7章・・「薩摩軍が勝つよ」 8章・・賊軍汚名返上のため 9章・・野に吼える「氷川の隠居」 10章・・「文学は大嫌いだよ」 11章・・「我が行蔵」と「痩我慢」
「エピローグ」・・●コレデオシマイ・・明治天皇に慶喜対面の翌年の、明治32年(1899)1月17日午後、にわかに脳溢血の発作がおこり、2日後の19日に勝海舟は亡くなった。19世紀の最後の前年である。享年77。
本に書かれた内容は「勝海舟」からみた幕末から明治にかけての歴史の一端で、勝海舟が徳川慶喜の意向をくんで日本が内戦で外国の植民地にならないように江戸城を無血開城してから明治時代に入り、賊軍となった徳川慶喜と西郷隆盛の名誉回復などに水面下でに取り組んだ様子などが書かれていましたが、勝海舟は広い視野と先見性のある人物であると改めて感じました。・・本の表紙及び目次をスキャンして添付します。
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