「ゆずり葉学級」は高齢者が、いろいろな学習や活動に積極的に参加し、お互いの交流を通して絆を深め、地域社会に寄与しながら、高齢期を充実した時期として、明るく楽しく健やかに生きることを目指していますが、第2回目として健康講座が6月28日、姶良市加治木保健センターで開催されました。
開会挨拶の後に、講師の「健康づくりアドバイザー 奥村 司 先生」のプロフィールの紹介がありましたが、講師は中学校校長を退職後は「鹿児島県健康生きがいづくりアドバイザー」並びに「らくらく体操教室」の講師として活躍されているとのことでした。
講話は「老春を楽しく生きるために」の表題で高齢者の、さまざまな問題と解決方法について、笑いを誘いながら楽しく話をしていただきましたが、印象に残った話として、
高齢者の孤独死を防止するには、高齢者が仲間を作って、お互いに見守りする制度、例えば5人がグループを作って、お互いに電話で安否確認する方法など。
「老春」とは気持ちは18歳でも体と頭は年齢と共に衰えるので、体と頭を鍛えて衰えを防ぐために、外出や色々な行事などに進んで参加し楽しい人生をおくること。
人間には平等に1日24時間が与えられていて、時間=命(残された命)であり、時間をどのように使うかを考えて行動すること、生きがいを持ち、友達を持ち、生活のリズムを大切にして楽しく暮らすことが大切である。
健康づくりの3要素「食事」「運動」「休養」のバランスを大切にする。などについて話がありました。
実技は「痴呆防止体操」として椅子に腰掛けて、指や手と頭と使った運動、体全体を使うリズム体操、棒をまたぐリズム運動、ボールを使って品物の名前を言いながら次の人に渡す運動など笑いを誘いながら、楽しく運動できました。
講師のことをインターネットで調べてみたら、「健康生きがいづくりアドバイザー」の資格をとって15年、「らくらく体操教室」を開設して10年、講師として高齢者の健康寿命を伸ばし、医療や介護に頼らない高齢者を増やすため、生涯現役の気持ちで努力されている人でした。
私達は健康寿命を延ばすために夫々が自分の目標に向かって努力し、できるだけ医療保険や介護保険のお世話にならないように、健康づくりに努めたいと思いました。
講師のプロフィール紹介
講話「老春を楽しく生きるためには」
指を使った 「痴呆防止体操」
LOVEの文字を体で表現した体操
床に置いた竹をまたぐ、つまずき予防体操
果物、野菜、動物の名前などを言いながら次の人に渡すゲーム
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高齢者の私は何も参加していません・・・
間もなく ボケが始まりそうですね?・・・
大変だ~~