9月7日、ペンタトニック・ハーモニカ倶楽部 第2回全九州支部交流コンサート宮崎大会が宮崎市のメディキット県民文化センターで開催されました。
ペンタトニック・ハーモニカは民謡など日本独特の5つの音階が無理なく吹けるように開発されたハーモニカで、その中で30穴の「民謡ハーモニカ」を以前購入していましたが、複音ハーモニカのように演奏する機会が少なかったので、今回は講習会に参加し、演奏を聴き、懇親会にも参加して交流を深めてきました。
12時20分からの講習会では、ペンタトニック・ハーモニカの開発者の斎藤寿孝先生の講義がありましたが、講義の内容は、音楽の三要素(リズム、メロディ、ハーモニー)の成り立ち。西洋音楽の歴史と記譜法としての「ネウマ譜」の話。日本における西洋音楽の導入は軍楽隊、讃美歌(聖歌)、唱歌で始まり、西洋音楽を学んだ人たちから童謡など現在私たちが親しんでいる音楽に発展した話などの後に、民謡ハーモニカ開発の経緯について話があり、民謡ハーモニカの講習に入りました。
民謡ハーモニカの音配列と練習曲「夕焼け小やけ」変奏曲」の資料が配られて、大分支部の皆さんにより、ト長調、ハ長調、へ長調、変ロ長調、変ホ長調、イ短調~ハ長調へ変換した「夕焼け小やけ」変奏曲」が民謡ハーモニカだけで演奏された後、参加した皆で演奏を体験しました。その後、質疑、応答があり、講習会を終わり演奏会会場に移動しました。
14時からプログラムに従って、福岡県、大分県、鹿児島県、関西、宮崎県の順番に素晴らしい演奏が披露され、演奏の最後は特別ゲスト ペンタトニック・ハーモニカ倶楽部会長 斎藤寿孝先生の模範演奏が行われ、大きな拍手が贈られました。最後に閉会の挨拶があり、コンサートを終わりましたが、演奏中の録音写真撮影は禁止されていたので、演奏前に会場の様子を写した写真を1枚添付します。
18時から宿泊先の「ひまわり荘」で懇親会が開催されましたが、交流を深めるため抽選で席が決まり、私たちの席も大分、宮崎、鹿児島からの出席者でした。宮崎代表の開会の挨拶、斎藤先生の挨拶、大分代表の音頭で乾杯した後は、同じ席の皆さんを中心に交流を深めましたが、余興の時間になってからは、息を吸いながら長時間息を吐く実演、マドロス姿の衣装での踊りとお手玉の演技、ピアニカの鍵盤を頭に乗せて演奏する技の披露、男性によるお手玉の演技、詩吟、風船でハーモニカを演奏する技の披露などがありました。
その後、各県単位で壇上に上がって、自己紹介をしましたが、司会より名前のほかに好きなテレビ番組を話すように指示があり、好きな番組に個性が出ていたようでした。最後に斎藤先生夫妻が登場しましたが、奥様は宮崎は初めてとのことで、観光したいとのことでした。
閉会は鹿児島代表の音頭で万歳三唱して終わりましたが、ハーモニカという共通の趣味を通して多くの人たちと交流できたので、参加して良かったと思っています。
多くの写真の中から一部を選んで紹介します。
講習会会場全景
講習の開始
大分県の皆さんによる演奏
演奏会会場全景(演奏会は撮影禁止のため撮影しませんでした)
懇親会会場全景
開会の挨拶
斎藤先生の挨拶
乾杯
余興(息を吸いながら長時間息を吐く実演)
余興(お手玉演舞)
余興(ピアニカの鍵盤を頭に乗せて演奏する技の披露)
余興(風船でハーモニカを演奏する技の披露)
各県単位で自己紹介(最初は大分県)
斎藤先生夫妻の自己紹介(最後)
閉会(万歳三唱)
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