食事の後片付けを早めに済ませ、花の少ないこの時期は読書をしています。大体が写真の本か雑草のことを書いた本です。 最近読んだ本では稲垣栄洋先生の「身近な雑草の愉快な生き方」という本です。これは面白かったです。
稲垣先生のこの本は、なぜ雑草は強いのかということが詳しく書いてあります。強い性格なのではなくどの雑草にも戦略があってこう攻められたらこうするという防御がいくつもあって、長い間にこうなったのだそうです。つまり頭がいいのです。どの雑草も戦略家なのですね。
私は雑草が好きでよく道端から抜いてきて庭に植えたり写真を撮ったりしています。何処がいいのかというとその花や実の形です。いままでに道端から抜いてきて庭に植えた雑草は、ヨウシュヤマゴボウ、コバンソウ、カヤツリグサ、ヒルガオ、カラスビシャク、ツユクサなどです。今日の雑草はイヌホウズキです。直径7~8ミリの小さな花です。秋に咲く花ですがまだたくさん咲いてました。花弁の先がちょっと霜にあたったのか傷んでます。下の青い実が熟すと黒くなります。この花は庭にはほしいとは思いませんが形が良くて写真にしてみました。