「気にすることはありません
相手がどう思おうが何を感じようが
あなたが先回りして考えることはありません
人に優しくとおしえられ育ったあなたは
相手の気持ちを考えるように躾けられてきました
でもその結果あなたは相手の気持ちは分かるのに
自分の気持ちはさっぱり分からないという奇妙な状態になりました
相手の気持ちを優先しないと人は人に優しくできないのでしょうか
そんなことはありません
自分の気持ちを横に置いて相手を優先させ続けた結果
不満と怒りと猜疑心があなたを襲っているのでしょう
すべては「あなたのために」「あなたによかれと」「あなたがいいなら」という言葉のもと
無視され置き去りにされてきた自分の気持ち
自分をないがしろにし続けたことから湧き出ているだけです
あなたはまず
あなた自身の気持ちを聞くべきです
あなた自身を満たすべきです
心から満たされた時
人は人に自然な形で優しさを表現できるものなのです」