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今日はボクにとって一番大切な記念日です
2009年(平成21年)3月14日
ブリーダーさんの粋な計らいか
ホワイトディのこの日 ボクは〇〇家の家族になった
福岡県から雪国の青森県へ飛行機で一人旅
小さな箱に入れられ、ワンコのパパママと兄弟に見送られて
車で空港へ向かう
これからボクはどうなるんだろう…とっても不安だったよ
羽田空港で乗り換えて青森空港へ
本当はね、三沢空港が近いんだけど、うっかり指定するのを忘れてしまったんだ
というより指定したつもりでいたんだ
ボクの到着日時の連絡メールをもらい、母は青くなったんだって
なぜ、青森空港なの? 三沢を指定したはずなのに???
送信履歴を確認すると ガ~ン! ない ない 三沢の文字が無い
冬の青森市は地獄のように雪が降ります
ボクの住む十和田市とは降り方が違うんだ
当日、ラッキーなことに降雪が少なく、無事空港へたどり着く
JAL CARGOのカウンターでボクを受け取る
「はい、これですよ」と小さなピクニックバスケットがカウンターに置かれた
母 絶句… これ?…な…の?…
おそるおそるバスケットを持ち上げる 重い。 あっ、動いてる。 良かった~ 生きてる。
車の助手席にバスケットを置くとそっと開けてみる
ボクは箱の中でドキドキしながら少しずつ開いていく蓋を見つめていた
「かわいい~ よく来たね えらいよ」
そして用意していたミルクをくれた
喉が渇いていたボクは一気に飲んだ
あのミルクの味は今でも覚えている
そして、初めて見たときの母の顔も
↑ このピクニックバスケットにボクは入って長旅をしたんだ
よくもこんな小さな箱に入っていたものだ
ミルクを飲み終えるとボクの名前と由来を教えてくれた
ボクの名前の謎は後日教えてあげる
空港を出発するとチラチラと雪が降り始め少しずつ強くなってきた
みちのく有料道路に入ると更に強くなった
料金所が近くなると吹雪で前が見えないくらい
「セタ、母は頑張るからね 大丈夫だからね 心配いらないからね」
と自分に言い聞かせるようにして運転していた
(内緒だけど、吹雪の中を走る間、ず~と絶叫していたよ
ギャー 前が見えない。 信じられない、なんであの車、追い越していけるのよ! ……etc )
トンネルを通り抜けるごとに雪の量は少なくなっていく
最後のトンネルを抜けると雪が降っていない
地面の雪もほとんど無い
母が弾むような声で 「セタ もう大丈夫だよ お家に行こうね」
お家の中は暖かかった
ボクのベッドもフカフカ
お部屋の探検をした後、御飯を食べたボクは
長旅の疲れもあり爆睡
おやすみなさ~い
おばあちゃんと記念写真
↑ この写真は震災前(2週間ほど前)に撮影したものです
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セタゴン君って、福岡生まれなんだ~結構南の方から来て・・・びっくりしたんだろうね~セタゴン君だけの思い出ですね~。
うちの黒ゴンは岩手、寅ゴンは秋田。
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