昼間の錦町公園~夕方からは「クリスマスマーケット」が開催される公園です。昼の時間はまわりから見るだけ。
夜はさぞかし美しいでしょうね。テレビ・KHBで夕方の点灯式を放送しています。(夜はでかけません)
会場には、ヒュッテと呼ばれるヨーロッパ式の小屋が30軒並んでいて、
温かい飲み物やグルメ、クリスマス雑貨が販売されるそうです。
サンタさんが各所に。屋根から滑り降りようとするサンタさん。
錦町公園には「いのり」という、少女のブロンズ像があります。
宮城県原爆被爆者の会が設置したものです。
この公園は、ず~っと昔(若かったころ)、仙台市レジャーセンターがあったところです。(1998年閉館)
『集うーレジャーセンターの思い出』作・柳原義達氏(1952年頃制作、白色セメント)
“この躍動感あふれる群像は、かつて仙台市レジャーセンターの建物正面の壁高くに取り付けられていた作品です。建物は老朽化のため解体されましたが、レリーフは残され、修復されて、レジャーセンターのあった錦町公園に設置されることになりました。この作品は、彫刻家柳原義達の初期の大胆で実験的な大作であると同時に、当時多くの彫刻家によって数多く制作されたにもかかわらず、現在ではほとんで残されていない『白色セメント』による彫刻の貴重な作例のひとつともなっています。作品名は、公募により名付けられました。”
もうひとつ、並んでいます。『和むー公会堂の思い出』
”この横たわる着衣の女性像は、かつて仙台市公会堂の建物の外壁を飾っていた作品です。 公会堂が市民会館に建て替えられた時に、 仙台市博物館に保管されてきましたが、 修復さ れて、錦町公園に設置されました。 この作品は、彫刻家柳原義達の初期の当世風の優雅な 主題と様式をもったもので、 白色セメントによる貴重な作例の一つです。作品名は、公募により名付けられました。”
このように、象徴的な彫刻が大切に「いま」に引き継がれていることは、うれしいですね。