髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
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三温四寒

2022年10月16日 | 徒然草
春の訪れを迎えるにあたり、「三寒四温」なんて事を言いますね。

季節の変わり目で、寒い日が3日続いた後、温かい日が4日続き、冬から春に変わっていく様子の事ですね。

日本には四季があり、「春夏秋冬」などと言いますが、実際にカレンダーに合わせると「冬春夏秋」という感じになるでしょう。

で、冬と春の間に「三寒四温」、春と夏の間に「梅雨」ところが、夏と秋の間を表す言葉はあまり聞きません。

強いて言えば、「台風シーズン」または「秋の長雨」でしょうか…?

空では、寒気が支配している時期「冬」、徐々に暖気が支配を広げる時期「春」、暖気が支配している時期「夏」、寒気が徐々に支配を広げる時期「秋」というところでしょう。

夏から秋にかけて猛威を振るう「台風」ですが、似たような強風が冬から春にかけてもありますよね?

そうです、「春一番」です。

何が言いたいかというと、発生条件や理屈は異なっていても、季節の変わり目には同じような現象が起きているんじゃないだろうか?

という事なんです。

実際、雨を考えると「梅雨」を思い浮かべますが、実は9月にも降水量はかなりのものだそうです。

つまり、春から夏にかけて「梅雨」があるように、夏から秋に変わる時にも「長雨」というシーズンがあるんですよね。

冬から春に変わる時、「三寒四温」があるように、秋から冬に変わる時、「三温四寒」があると思いませんか?

もっと言えば、「三寒四温」の次は「三温四暑」「三暑四温」「三温四寒」と季節は移り変わるんじゃないでしょうか?

そして、それぞれの間に「七寒=真冬」「七温①=春真っ只中」「七暑=真夏」「七温②=秋真っ盛り」があるんでしょう。

今は「三暑四温」から「七温②」に変わっていく時期でしょうかね。

昔の人は「二十四節季」と「四季」よりも細かく分けていたようです。

カレンダーによっては、書いてあるものもありますね。

「立春」とか「大寒」とか「冬至」「夏至」なんてもが、それにあたります。

「春分」と「秋分」は祝日になってますので、皆さんよくご存知かと思います。

今年は10月23日が「霜降」という節季だそうです。

読んで字のごとく「霜が降りる時期」らしいのですが、さすがに首都圏では「霜」なんて先の話…

ハッキリ言えば、今の節季は「処暑=暑さがおさまるという意味で、昼間は暑い日が続くが、朝夕は涼しい風が吹き渡わたり、気持ちのよい時期となる」ってな感じでしょう。

今年はラ・ニーニャ現象が強いため、冬は寒くなるという予報が出てます。

でも、10月半ばで、「処暑」ですね…

もしかしたら、クリスマス寒波なんてものが襲ってきて、「ホワイトクリスマス」に盛り上がった後、「極寒の年明け」なんてことになるかも知れません…

四季や二十四節季が、言葉通りに同じ間隔で巡ってくる季節や気候の移り変わりは、いつのころから狂っちゃったんでしょう…

プロ野球の話題が落ち着き、釣りの話題も無い…

そんな時、ふと「三温四寒」なんて事を考えちゃったので、こんな話題を振ってみました(笑)

土曜日からは、いつも通り、今年最後の熱い戦いに話題が集中する事と思います。

それまでは、なんとなく「ど~でもいい話題」で繋いでいこうと思いますので、お暇な方はお付き合いください。

それでは今日もこの辺で…

おやすみなさい。


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