髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

初級者が語るアウトドア入門(8)

2021年03月23日 | W.F.Cアウトドア(準備編)
初級者が
「アウトドア…やってみたいけど、何をどうすれば…」
という初心者の方々へ、初級者だから気が付く、「アウトドア入門」を書いていきたいと思います。

ルールその1
出来る限り、到着した時の状態に戻してから、その場を去る

ルールその2
ゴミに限らず、自分が持ってきたものは全て持ち帰る

ルールその3

察知できる危険は回避するべし!

ルールその4
火の始末がしっかりと出来なければ、アウトドアを楽しむ資格は無い



緊急事態宣言が解除され、行く方も来られる方も、お互いが楽しくアウトドアを楽しむ事が出来るようになった時に、この「初級者が語るアウトドア入門」を再開するようにした方がいいのではないかと思い、更新を停めてました。

緊急事態宣言が解除されたので、引き続き更新していこうと思います。

さて、ちょっと(かなり)間が空いてしまいましたが、前回お話した「工具用バッグ」についてのお話です。



何の変哲もない、普通の工具用バッグです。

これが、かなり便利に使えるのです。

中身をご覧ください。



この中に、



これだけの物が入ってます(その時によって、少し増える事もあります)。

ガスボンベ(大)  2個
ガスボンベ(小)  1個
マグカップ     2個
まな板セット    1個
ヤカン       1個
シングルバーナー  1個
ホットサンドメーカー1個
フォーク・スプーン等2セット

かなりの量が入ってます。

内側に小さなポケットが3個ずつ両サイドに合計6個ついてますので、小物はそちらに収納する事が出来ます。
(僕の場合、ゴミ用のコンビニ袋やフォーク・スプーンなんかを入れてます ここでは判り易くするために、白いプラスチック製の物を入れてます)



これに、前回紹介したバスケットを合わせると、料理用&食事用グッズが入り切ります。

なぜ、二つに分けているのかというと、アクアのトランクが狭いので、釣り具と一緒に載せる時に、大きなコンテナだと持って行く釣具によっては、うまく積み込めないで困る事があるからです。

ワンボックス車に乗っている方は、大きなコンテナ一つにまとめるのもアリだと思います。

写真にも載っていますが、フォーク・スプーン等のセットですが、これも実は優れものです。



ナイフ・フォーク・スプーンがひとつにまとまるようになっています。

そして、箸!



ネジ式の2本が1本になりますので、収納時にはかなりコンパクトになります。

これは、4点セットで売ってました。

「割り箸」を使えばいいと思いますよね?

割り箸は使った後、結果的にゴミになります。

でも、実は僕も割り箸は持ち歩く時があります。

「焚き火」をする時です。

まぁ、その理由は後日書かせてもらいます。

桜も咲き、アウトドアには心地よい季節になってきました。

ルールやマナーを守って、現地の人に迷惑をかけないようにして、大自然を楽しんで欲しいと思います。

最低でも、僕がここで書いている「ルール」は絶対に守ってくださいね。
(ルールは今後も増えるかもしれません)

初級者が語るアウトドア入門(番外編2)

2021年02月24日 | W.F.Cアウトドア(準備編)
初級者が
「アウトドア…やってみたいけど、何をどうすれば…」
という初心者の方々へ、初級者だから気が付く、「アウトドア入門」を書いていきたいと思います。

ルールその1
出来る限り、到着した時の状態に戻してから、その場を去る

ルールその2
ゴミに限らず、自分が持ってきたものは全て持ち帰る

ルールその3

察知できる危険は回避するべし!

恐れていた事が現実味を帯びてきました…

栃木県の山火事の原因が、「ハイカーの火の不始末」ではないかと…

調べてみたところ、ハイカーに限った事ではないと思いますが、山火事の原因の第一位は「焚き火」だそうです。

もちろん、この「焚き火」の中には、「火の粉が飛んで引火」も含まれていると思います。

しかしながら、火の粉にしても、火の不始末にしても、焚き火は自然発火ではないので、「人為的なミス」なのです。

今日は風が強い一日でした。

その強風の中焚き火をすれば、火の粉は舞い上がり、近くの家に落ちれば、火が出るおそれがある事くらい、少し考えれば判ると思います。
(判らない人がいるから、火事になるのだと思いますが…)

他にも、火の始末を徹底していないと、やはり火事の原因になるという事を、アウトドアを楽しもうとする人達は、肝に銘じておいて欲しい。

それ相当の風があるにもかかわらず、自分は風の強い日に焚き火なんて、バカな事はしない!と豪語する(当たり前の事を自慢し、自分の知識を自画自賛して正当化している人)

燃えカスにはちゃんと水をかけてるから、そのまま放置しても大丈夫っしょ!(やることはやったと思い込んでいる人)

こんな人達には、アウトドアを楽しむ資格はありません。

ここに、ルールその4として、

火の始末がしっかりと出来なければ、アウトドアを楽しむ資格は無い

と加えさせてもらいます。

初級者が語るアウトドア入門(番外編)

2021年02月23日 | W.F.Cアウトドア(準備編)
初級者が
「アウトドア…やってみたいけど、何をどうすれば…」
という初心者の方々へ、初級者だから気が付く、「アウトドア入門」を書いていきたいと思います。

ルールその1
出来る限り、到着した時の状態に戻してから、その場を去る

ルールその2
ゴミに限らず、自分が持ってきたものは全て持ち帰る

ルールその3

察知できる危険は回避するべし!

今回は、栃木県で発生した山火事に関しての記事をお伝えします。

2月21日に発生した、栃木県の山火事は、依然燃え続けているらしい。

発生した原因は明らかではないが、もしこれが「アウトドア関連」の物だとしたら、とても恐ろしいことだと思う。

前に「コンロ」のところで話をしたが、「火を起こす事」よりも「火の始末をする事」の方が大事である。

本来、今日は「調理道具:その2」の記事をだすつもりだったのだが、山火事のニュースを聞いて、ふと頭をよぎったのが、「火の始末」だったので、急遽話題を変える事にした。

冬のキャンプで、どうしても必要になるのが「暖」である。

最近では、灯油を利用するストーブや、ガスを利用するストーブが販売されているが、キャンプで一般的なのは「焚き火」だろう。

薪に火を点け、燃え上がる炎で暖を取る。

もちろん、それが悪いとは言わないし、キャンプではそれが醍醐味の一つだ。

ところが、火の始末を間違えると、大きな災害になりかねない。

以前、このブログでは、砂浜で実際にあった事故について書いた。

僕は海沿い以外で、アウトドアを楽しむ事は無いので詳しいことは判らないが、山の中で冬のアウトドアを楽しむ人もいるだろう。

実際に、芸能人が「冬のキャンプの楽しみ方」をテレビで語っている番組を見た事がある。

焚き火を前にして、暖を取りながら料理をしたりする姿は、本当に楽しそうである。

しかしながら、ほとんどの番組は「楽しそうな姿」だけで終わってしまう…

火の起こし方も、ライターを使う簡単なものから、火花を散らすツールを使って種火を作る本格的なものまで、色んな方法を紹介してくれる。

ところが、その後の「火の始末の方法」を紹介してくれる番組は少ないのである…

道具が進化して、テントは一人で簡単に建てられるようになった。

寝袋も進化して、冬のテントの中で凍えることなく眠れるようになった。

以前は慣れた人しか脚を踏み込めなかった、「冬キャンプ」

今では、道具を揃えれば、誰でも楽しめる趣味になった。

それはそれで、良い事だと思うのだが、楽しんだ後の処理が出来ない人が多いのも事実だ。

ゴミの処理が出来ない人が多いのだが、誤解をしないで聞いて欲しい。

ゴミはまだマシな方、他人の命を奪う事は少ないからだ。

ところが、火の始末を間違えると、他人の命や財産を奪う事になる。

僕が焚き火用のコンロを使うのは、出来る限り地面に灰や燃えカスを残さないようにする為だ。

灰は水をかけて、練り物状にして持ち帰り、燃えカスは「火消し壺」に入れて持ち帰る。

これはアウトドアを楽しむ上で、最低限のマナー(いや、ルール)なのだ。

他人の庭で遊ばせてもらっている以上、迷惑だけはかけてはならない。

民家が傍にあるにもかかわらず、夜中に大騒ぎをしたりするなど、以ての外だ。

自分がされて困る事、嫌な事を、絶対にしてはならないのである。

アウトドアを勧める記事を載せている以上、これだけは言わなければならないと思い、今回は特別編として、厳しい口調で言わせてもらいました。

山火事が早く鎮火し、非難されている方々に被害が及ばぬよう、心よりお祈り申し上げます。

初級者が語るアウトドア入門(7)

2021年02月16日 | W.F.Cアウトドア(準備編)
初級者が
「アウトドア…やってみたいけど、何をどうすれば…」
という初心者の方々へ、初級者だから気が付く、「アウトドア入門」を書いていきたいと思います。

ルールその1
出来る限り、到着した時の状態に戻してから、その場を去る

ルールその2
ゴミに限らず、自分が持ってきたものは全て持ち帰る

ルールその3

察知できる危険は回避するべし!

緊急事態宣言が引き続き発令されてますので、野外でのんびりアウトドアともいかず…

結局、今回は調理道具の話をしようと思います。

調理道具、いわゆる鍋・釜・フライパンです。

包丁やお玉、フライ返し等も調理道具に入りますね。

ついでに、食器類も含めてしまいましょう。

まず、僕が使っているクッカーです。



鍋が一つに見えますが、実は…



大鍋の中に、小鍋が入っています。

そして、大鍋の蓋は、フライパンとしても使えるようになってます。

実は、この他に小さなヤカンもはいっていたのですが、容量が小さすぎて(カップヌードル一回分に足りない…)使ってません。

ヤカンは別のバッグに入れて、家庭用の「ピーっ!」ってなるタイプの物を持って行ってます。

僕は一人で釣りに行くことが多いので、基本的に一人分の食事が確保できればいいのですが、一人分の食材って調達するのが難しい…

ですので、現地で人がいれば、声をかけて一緒に食べてもらったりしてます。

で、その小鍋の中に、お皿や調味料を入れて持ち歩いてます。



手前左がコショー(見れば判ると思います)

手前右が一味唐辛子(入れ物は違うものです)

二列目左が味の素(これも入れ物は違います)

二列目真ん中がグラニュー糖(蓋にSUGERと書いてあります)

二列目右があらびき胡椒

一番奥が見ての通り食塩

実はベージュの蓋がついてる4本の入れ物は、もともとダイソーで買った「◎◎シュガー」の空きビンです。

行く末はコショーも食塩も、同じビンに入れる予定です。

同じビンだと、ケースに入れるときに高さが揃うので入れやすいからですね。

ただし、味の素・食塩・砂糖は色が「白」なので、蓋にしっかりと判るように記名しておきましょう。

さて、これを先程のクッカーに、小皿×2・ライスボウル×2と一緒にしまい込みます。



小皿とライスボウル(セリアだったっけなぁ? とにかく一つ100円)



偶然でしたが、クッカーの中に丁度納まる大きさでした)



二段にして並べるとき、間にスポンジを入れると割れる心配が少ない

そして、これらを他の食器類等と一緒にバスケットの中に仕舞い込みます。



奥の左がアクリル製のこじゃれたコップ

青と赤のカップは、保温型のマグカップ

手前は計量カップと中にケチャップ

真ん中にバーベキュー用の串

右側にステンレスのスープカップ(これも1個100円)

その下のケースには、取り皿(ステンレスで1枚100円)とティーバッグやカップスープの素等が入ってます(現在は入ってないので、中身はお出ししません)



そして、収めた写真

他にもお玉(大小2個)やフライ返し、麺用トング、お玉を立てておく容器。それから、大皿が二枚

加えて夏に使う虫除けキャンドル、甘酒の素を入れて、上からゴミ捨て用のビニール袋(大小二種)を被せて…



しっかりと収まりました!

鍋や釜、フライパンは出来て二人分の料理程度の大きさです。

実はこれ、ご家庭用の「取っ手の取れる~」って器具を使えば、小さくまとまるので、持ち運びの時に省スペースで済みますし、その方が家族で食べる分として考えるといいと思います。

バスケットやコンテナボックスの大きさを変えれば、通常の調理器具を持って行くことも出来ますし、作る時に楽かもしれません。

ただし、バーナーの上だけにしてください。

焚き火や炭の上で使うと、ススがついて真っ黒になります…

ご注意を…

それから、もう一つ最重要注意事項!

前回も書きましたが、刃物をむき出しでバスケットやカバンには入れない事!

取り出すときに、手でも切ったら大変ですので、絶対に刃が隠れる物や、ケースに入れてから収納するようにしてください!

次回は、このバスケットに収まらなかった器具

実は、ガスバーナー用のガスを入れて持ち運ぶ、カバンに入れてあるのですが、ヤカンと箸やスプーンの類くらいだったっけなぁ…

しかも、そのカバンは「工具入れ用」

ユニディだったか、コーナンだったか…とにかく凡用の工具入れバッグです。

ただし、これが使えるんですよ!

それは次回に!

初級者が語るアウトドア入門(6)

2021年02月09日 | W.F.Cアウトドア(準備編)
初級者が
「アウトドア…やってみたいけど、何をどうすれば…」
という初心者の方々へ、初級者だから気が付く、「アウトドア入門」を書いていきたいと思います。

ルールその1
出来る限り、到着した時の状態に戻してから、その場を去る

ルールその2
ゴミに限らず、自分が持ってきたものは全て持ち帰る

前回の予告通り今回のお題は「ナイフ」です。

物を切る、削るといった作業をするのに必要になるナイフですが、「切る」という作業にあまり期待しすぎると、「意外と使えねぇなぁ…」ということになりますので、ご注意ください。

ナイフで切るものは、どちらかと言えば「やわらかい物」になります。

例えば、「木」を切ろうとすると…

細い枝くらいなら切れますが、薪を切ろうと思ったら、切るだけで明日になっちゃいますので、そういった使い方はお勧めしません。(誰もやらないと思うけど…)

それでは、僕が普段使っているナイフを紹介します。



左側の少し大きめの方が「DAIWA FISH KNIFE Ⅱ」
右側の小さめの方が「DAIWA FIELD KNIFE SL-78」

という製品になります。

「刃が無いじゃん!」と思った方

いぃ~い、質問です(笑)

次の写真を見てください。

まずは、「フィッシュナイフⅡ」から





グレイのストッパーを外して、いわゆる「バタフライナイフ」の要領で、カバーを回して合わせて、再びストッパーで止めるという動作で、使います。

フィッシュナイフという名の通り、刃の背中にあるギザギザは、魚のウロコ取りとして使えるようになっています。

続いて、フィールドナイフ







こちらは、黒いストッパーを外してからカバーを少しだけ開き、スライド部分をずらして刃を押し出し、再びカバーを合わせてストッパーで止めてから使います。

フィールドナイフの方が、少しだけ小さくて、刃の厚みも薄いかなぁ…?

どちらがいいかと言うと、僕は釣りをするので、フィッシュナイフを多用してます。

ただ、釣った魚に使うナイフと、料理をしたりする時のナイフは使い分けているので、両方持ち歩いているだけです。

実は、この二本の他にも、「DAIWA CAP DEBA 85」という包丁も持ち歩いてます。





これは、もちろん料理の時に使ったり、魚の内臓を取り除いてから持ち帰りたい時に使います。

フィッシュナイフでも、魚はさばけますが、「片刃」で研いである「和包丁タイプ」の方が使いやすいので、都合三本のナイフを持って、フィールドに出てます。

「DAIWA」の回し者か?

と思われるかもしれませんが、釣具屋で釣具を買うついでに買ったものなので、釣り具メーカーの物になっているだけで、食材を下準備して持ち込む場合等は、気に入ったナイフが一本あれば大丈夫だと思います。

三本の中で、一本を僕が選ぶとしたら、「フィッシュナイフ」になるかなぁ…

理由は

「持ち歩きの際に刃がしっかりカバーされている」
「使用時に手が滑りにくい工夫がされている」
「刃の大きさが、食材を切ったり、木を削ったりするのにちょうどいい」

って事でしょうか…

実はですね…この三本を買う前に、買っていたナイフがあるんです。

それがこれ







「LEATHERMAN Juice CS4」

という製品です。

どっかの国の軍御用達のフィールドツールで

ノコギリ・ナイフ・キリ・ハサミ・缶切り・ワインオープナー・ペンチ・+ドライバー×1・-ドライバー×3

といった道具が一つになった優れものです。

アウトドアを始めたころ、格好つけたくて、見栄をはりたくて買った、結構なお値段のものです。

ところが、こういった10徳ツールのようなものは、コンパクトになるのはいいのですが、使ってみると意外と使いにくい…

一つ一つが小さすぎて、ノコギリなんて小さな枝を切るのが精一杯(使いこなしていないだけかもしれませんが…)、ナイフも切れ味はいいのですが、やはり小さい…

こういった道具は、持てる荷物が限られる場合以外は必要ないと思います。

ホームセンターやアウトドア用品店に行くと、まな板とセット(包丁がまな板の中にしまえるようになっていたりする)になった物もいっぱい出てますので、そちらを選ぶのも得策かと思います。

実際に僕もこういった物を使ってます。







要は、刃物の刃をむき出しにしないようにして運搬できるものを選んで欲しいということです。

カバンやケースの中に、刃物をそのまま入れておいて、現地で怪我をしてしまったら、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいますので、ご注意ください。

次回のネタは、ちょっと悩んでます…

テーブルとイスにするか、調理道具にするか…

どちらにしても、広い場所で広げて写真を撮りたいので、実際に使う時についでにって思いまして…

緊急事態宣言が延長になってしまったので、これらを使う機会がないんですよね…

ちょっと間が空くかもしれませんが、このブログにお付き合いいただきたく、お願い申し上げます。

と、ここでルールその3

察知できる危険は回避するべし!

それでは、次回まで!