髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

どうなってるんだろう…

2021年02月14日 | 徒然草
今、これを書きながら、「バナナマンのせっかくグルメ」という番組を見ている。

ロケ地に行って、ご当地のグルメを紹介してもらい、それを食べに行くという番組だ。

緊急事態宣言下、タレントが東京から地方へ行くというのははばかれるのであろう…

今回は「お取り寄せ企画」となっていた。

店では番組の優先順位を

①スポーツ
②釣り
③旅行
④ドキュメント
⑤報道・ワイドショー

としているが、この「旅行」系の番組は、タレントがロケ地に入らなければ、成立しない。

そこで、取られているのが「過去の放送を振り返る」といったものや、「そのまま再放送」と言うものである。

見ていると、「あぁ、これ前に見た」というシーンが出てくる。

緊急事態宣言前は、マスクをしたタレントが街を歩きながらレポートしているシーンがあった。

それが、今ではスタジオで過去の映像をみながら、話をするだけである。

では、報道番組はどうだろう?

番組内で「ステイホーム」と言う人がいる中で、繁華街をロケして回る局員がいる。

ここでも「不要不急」が都合よく解釈されている気がしてならない。

スタジオという、閉鎖された空間で、アクリルボードはあるものの、マスク無しで語り合う出演者たちを見ていると、「マスク着用」に説得力がなくなってしまうように思える。

中にはお年を召した方が、出演している番組もある。

都知事が「テレワーク」やら「テレハーフ」だとか言ったところで、それを報道している番組が「テレワーク」していないのだから、これまた説得力に欠けるように思える。

中には「リモートでご出演」なんて方法をとっている番組もあるが、それでもスタジオの中に何人の人がいるのだろう…

僕も理容室を経営しているので、「何が何でも、ステイホーム」には反対である。

だから、テレビの中の人たちが、スタジオで仕事をしているのに反対意見を発することはしたくない。

でも、そのスタジオの中で出てくる意見と、スタジオの中身が相反しているように見えてしまうのだ。

そもそも、「テレワーク」を大声で叫んでいる都知事さん

都議会も「テレワーク」ですればいいんじゃないでしょうか?

会見も「テレワーク」で済ませればいいんじゃないでしょうか?

「不要不急」を一番都合よく使っているのは、「不要不急」を一番訴えている人に見えてしまってしょうがない…

8時に閉まる居酒屋から、「マスク忘れてるよ!」と言われながら出てくる年配者

ホームセンターに3世代でお買い物をしている人たち

「若者」だけじゃないと思う。

「男女差別」が問題になって、辞める事になった会長さんが、「世代差別」をして欲しくないと、最後に言っていた。

「悪いものは悪い」

「この行動は悪い」

そういう言い方をしないと、おそらく判らない人が大勢いるんだと思う。

せっかく、感染の拡大が収まりかけてきた。

特定のカテゴリーを区切ってしまうと、緊急事態宣言が解除になった時、その特定のカテゴリーに入っていないと自己判断した人たちは、一斉に街中に解放されるような気がする…

我慢の限界を越えている人は、きっと大勢いる。

一日も早く、笑って過ごせる日常が戻って欲しい。

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