情けねえ＆一番偉い人へ

テレビではロシアによるウクライナ侵攻が、毎日報道されている。

おそらく現地では、僕らの想像を超える、壮絶な世界が広がっているのだと思う。

日本政府もロシアに対して、様々な対応を行っているようだ。

命のやり取りをしている現地の方々からすれば、「物価上昇による生活困窮」や「コロナ感染拡大防止」等といったものは、「二の次」だと思う。

そのような、日本での「話題」を考えている時、ふとある歌が思い浮かんだ。

とんえるずの「情けねえ」と「一番偉い人へ」という歌だ。

遠い国のふしあわせ

対岸の火事なのか

そんな歴史の涙さえも

誰も見過ごすつもりか

「情けねえ」より

一番偉い人へ　俺たちは今　何をするべきか？

どこかで忘れてた　もっと　大切な

何かを教えてくれ

人間を信じられずに　自分だけは違うと信じ

愛だけが　お互いを許すのだろう

「一番偉い人へ」より

お笑い芸人だとばかり思っていた「とんねるず」だが、こういう曲を歌っていたのかと思うと、「アーティスト」としても、当時の若者たちに様々な影響を与えていたのではないだろうか？

確かに、当時は面白いと笑いながら聞いていた、今聞いたら「下らない歌」というものもあるのだが、この二曲を聞くだけで、まさに「今」の若者たちに聞いて欲しいと思うのは、子供が当時の自分と同じような年ごろを迎えているオジサンだけだろうか？

一番偉い人へ　俺たちは
　　　今　何をするべきか？

考えさせられるワンフレーズだと思う。