コロナウィルス感染爆発の渦中において、最も大切なことは少しでも心穏やかに過ごすことではないかと思います。
自分の力ではどうすることもできないと感じた時にこそ見えてくる、大きな救いの働きがあるのです。
その働きに気づいた時に、安心して暮らしていけるのです。
まずは、自分のことをみましょう。毎朝・毎夕の仏壇でのお勤め、お香をたいて、ろーそくに灯(ともしび)をともし、短いお経とお念仏を唱えているでしょうか?
してもしないでも、何も変わらないと考えていませか?
毎日は面倒だからと、やめてませんか?
いくら良い事を知っても、それを実践できていなければ、なにもかわりません。これはお金を持っていても、使わないと何も買えないこととおなじです。
まずは、毎日の朝夕のお勤めを丁寧におこないましょう。そこから、少しずつ仏教の救いということが身についていくのだと思います。
お釈迦さまは「自分がよかったら良いんだ」、という煩悩が苦しみの
元であると解かれました。
親鸞聖人は、我々は煩悩具足の凡部であるといわれました。苦しみの元である煩悩、それでできているものが私なのだと。そして阿弥陀如来はそのような、苦しみの元である煩悩を自分では捨て去ることができない、弱い人間を救うためにはたらいておられるのだと解かれました。
このような阿弥陀如来の働きにお任せする事。これを他力本願、あるいは絶対他力といいます。
自分の力で頑張ってなんとかしようとしても、どうしようもない時があります。そんな時になって、やっと自分を救おうとする働があることに気づく事があるようです。
人生、自分の努力ではどうにもならない事になった時。例えば、
ある方が体調が良くないので、病院で診察を受けられたそうです。診察後、ドクターから、あなたは末期のがんで余命数3ケ月と宣告されたそうです。予想もしない宣言に落ち込んだ後で、自分は生きており、まだ3ケ月あるんだと気づいたそうです。
「その時に、自分を助けるために働いてくださっている阿弥陀仏の働きに気づきました。それからは、この世界のすべてのことが光り輝いていて見えてきて、生かされていることに感謝するきもちが湧き上がってきました。当たり前のことが当たり前でなくなった時に、当たり前のことが輝いて見えてきたのですよ!」とおっしゃいました。
自分でなんとかしようとするのを止めて、阿弥陀さまの働きを信じて、体の力をす っかり抜いて、力みをなくし、りっらくすして、お任せしてください。呼吸するのさえ、自分の努力ではなく、息が体に入ったり出たりしているしていることに、あらためて気づいてみましょう。
では、今、しばらくの間、じっと静かに目を瞑ってください。
お念仏を10回、心の中で唱えてください。
なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・
ゆっくり、目を開けてください。
まだまだ、コロナ禍の収束に至らない今、不安な日々が続いています。 このような、自分の力だけではどうすることもできない時こそ、他力本願による救いに気づくきっかけを頂いているように思います。
そして、毎日の朝夕のお仏壇でのお念仏を続けてみてください。
大きな救いである、大悲に包まれていることに気づくことができるのではないかと思うことであります。
自分の力ではどうすることもできないと感じた時にこそ見えてくる、大きな救いの働きがあるのです。
その働きに気づいた時に、安心して暮らしていけるのです。
まずは、自分のことをみましょう。毎朝・毎夕の仏壇でのお勤め、お香をたいて、ろーそくに灯(ともしび)をともし、短いお経とお念仏を唱えているでしょうか?
してもしないでも、何も変わらないと考えていませか?
毎日は面倒だからと、やめてませんか?
いくら良い事を知っても、それを実践できていなければ、なにもかわりません。これはお金を持っていても、使わないと何も買えないこととおなじです。
まずは、毎日の朝夕のお勤めを丁寧におこないましょう。そこから、少しずつ仏教の救いということが身についていくのだと思います。
お釈迦さまは「自分がよかったら良いんだ」、という煩悩が苦しみの
元であると解かれました。
親鸞聖人は、我々は煩悩具足の凡部であるといわれました。苦しみの元である煩悩、それでできているものが私なのだと。そして阿弥陀如来はそのような、苦しみの元である煩悩を自分では捨て去ることができない、弱い人間を救うためにはたらいておられるのだと解かれました。
このような阿弥陀如来の働きにお任せする事。これを他力本願、あるいは絶対他力といいます。
自分の力で頑張ってなんとかしようとしても、どうしようもない時があります。そんな時になって、やっと自分を救おうとする働があることに気づく事があるようです。
人生、自分の努力ではどうにもならない事になった時。例えば、
ある方が体調が良くないので、病院で診察を受けられたそうです。診察後、ドクターから、あなたは末期のがんで余命数3ケ月と宣告されたそうです。予想もしない宣言に落ち込んだ後で、自分は生きており、まだ3ケ月あるんだと気づいたそうです。
「その時に、自分を助けるために働いてくださっている阿弥陀仏の働きに気づきました。それからは、この世界のすべてのことが光り輝いていて見えてきて、生かされていることに感謝するきもちが湧き上がってきました。当たり前のことが当たり前でなくなった時に、当たり前のことが輝いて見えてきたのですよ!」とおっしゃいました。
自分でなんとかしようとするのを止めて、阿弥陀さまの働きを信じて、体の力をす っかり抜いて、力みをなくし、りっらくすして、お任せしてください。呼吸するのさえ、自分の努力ではなく、息が体に入ったり出たりしているしていることに、あらためて気づいてみましょう。
では、今、しばらくの間、じっと静かに目を瞑ってください。
お念仏を10回、心の中で唱えてください。
なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・
ゆっくり、目を開けてください。
まだまだ、コロナ禍の収束に至らない今、不安な日々が続いています。 このような、自分の力だけではどうすることもできない時こそ、他力本願による救いに気づくきっかけを頂いているように思います。
そして、毎日の朝夕のお仏壇でのお念仏を続けてみてください。
大きな救いである、大悲に包まれていることに気づくことができるのではないかと思うことであります。
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