ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインバーでのひととき セカンド(改訂) 38ページ目 手の平のブドウのあざ   

2013-02-11 23:16:33 | ワインバーでのひととき2改訂三話まで完
【38ページ】


 マスターは頷き、もう一杯勧めた。


「マスター、できれば和さんの話を聞き終わってからいただけないかしら?」

「そうしましょう」


 マスターは、良子の前に水の入ったグラスを置いた。

良子はグラスを手に取り、水を飲むと、和音の話の続きを待った。


「そして、プライベートワイン会で、私はテイスティング対決を挑まれる

ことが多くなった。ワイン通倶楽部のメンバーにとって、テイスティング対決を

挑んだことが自慢話になったそうだ。」


 良子は、話が核心に近づき緊張の面持ちになった。

彼女はゴクリと水を飲んだ。


「この手の平のあざは、そのテイスティング対決でできたものです。

テイスティング対決の相手は、プライベートワイン会の主催者であったが

その人物との対決というより、ワイングラスとの対決であった!」

「ええ?ワイングラスとの対決?」


 良子は、思わず聞き返した。


「先ほど、良子さんにプレゼントしたスミレのワイングラス・・・・その作者の

ワイングラスとの対決だったのです。」

「・・・・・・・・・」


 良子は首をひねった。


「そのグラスはメルロの房がデザインされたものであった。」

スーパーの園芸店の掘り出し物 ポーンマスジェム  

2013-02-11 21:09:54 | 園芸店のスミレ
 スーパーの小さな園芸店の店先を見ると、ニオイスミレが!


 大型の園芸店では、八重のニオイスミレを販売しているのですが、

花の形が好みでないので買っていません。



 スーパーの小さな園芸店のニオイスミレは私の好みにピッタリ!



 



 アップの画像です。



 



 1ポット180円だったので3ポット手に取って、レジに持って行こうとして、

おや、原種クリスマスローズでは?

原種のリビダスが380円で販売されていました。







 大型の園芸店では今シーズン入荷しなかったリビダスで、入手を諦めていましたが

今日はラッキーでした。

ニオイスミレをひとつ戻して、リビダスと入れ替えました。