ちょっとした約束をした。ちょっとした、約束でも約束は約束である。さほど親しいわけでもないし、いつ縁が切れるかもかもしれない相手である。しかし、なんだかこの約束が、妙に重い。これからの、再出発に大きく関わっている。これからは、ちょっとした約束でも、守らなければならない。今回の件で、皆への約束を破ったわけである。お金を借りて、返すと言っていきながら、結局返せなくなったわけである。大ウソツキである。よく父が言っていたことが、思い出される。『いくら普段いい人でも、最後の最後借りたお金を返さなければ、結局悪い人で終わる。それは、事情があって、返せなくなっても同じである』これは、直接お金を借りたことばかりではなく、支払いが出来ないことも含まれている。胸に刻んでいた言葉であるが、守れそうにない。遅れるかもしれないが、どうにか人生をかけて、この言葉を守りたい。