ユーロな日々

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勝ったけれど *セルビア・モンテネグロ戦

2004年07月14日 | 日本代表
相手はわずか数日前に集まったメンバー。しかも、かなりの強行日程。こんなホームアドバンジーがあって、負けたらたいへんだ。勝つのは当たりまえ。問題は、1-0という内容の評価だが、満足はできない。

先制点は素晴らしかった。
福西がすばやく出したボールを俊介が、駆け上がってくる遠藤のかなり前方にだしたので、遠藤が見事に抜け出した。
GKをかわして、落ち着いて決めた遠藤を、少し見直した。柳沢や高原あたりだったら弾かれていたろう。

ほかにあわやというシーンがあったかといえば、CKにあわせた中沢のヘッドと、FKでフリーになった玉田のシュートの2回だけだった。
後半は攻め込まれ、ズルズルとラインが下がってしまって、ミドルシュートを立て続けに打たれた時間帯があった。
結果的に失点しなかったが、ジーコが修正を指示していたのかどうか怪しい。
40分を過ぎてから、かなりの人数をかけて攻撃した場面があったが、疑問だ。シンプルにロングボールでFWが勝負し、中盤はもっと守備の意識を持つべきだった。
このあたりの判断やリーダーシップを、宮本に発揮できるのかどうか、わからない。
それからサントスが気になる。かつての破壊力はどうしたのだろう。守備では目立つ場面が増えたのだが。今日の出来なら、三浦を途中から使ってみてもよかった。
俊介も良くなかった。小笠原か藤田に交替させたほうが得点の可能性が高かったのでないか。玉田を柳沢にかえるよりも。

さて、いよいよアジアカップ。
ジーコは、いろいろ試したいなどとは、まさか言わないと思うが、決勝まで行けなかったら監督交替を考えないといけない。