ユーロな日々

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ふがいないウクライナ やはりスイスに残ってほしかった [ウクライナ-イタリア 0-3 準々決勝] 

2006年07月01日 | Germany 2006
2点のリードで後半23分に、カモラネージュ、ピルロを同時に下げ、始めての選手を入れた。
ウクライナに負けるはずがないと確信し、キープレイヤーの二人にイエローをもらわせないためだ。
ウクライナにととっては屈辱的な采配だから、こんちくしょうと熱くならないといけないのに、たちまち追加点を取られてしまう。ウクライナ人にはガッツが足らない。
こんなウクライナが相手とは、イタリアはついている。
PK戦でスイスが負けていなければ、こんな楽な準々決勝にはならなかったはずだ。
せっかくの準々の1ゲームがこれとは、残念だ。

ウクライナは開始5分で失点してしまったのが痛かった。
まだ守りのリズムがつかめていなかったところを、ザンブロッタに決められてしまったのだが、これでイタリアは余裕ができてしまった。

それでも2点目を失う前、怒涛の反撃場面があったのだが、ウクライナは決めることができなかった。
イタリアはがっちりと鍵をかけていた。まさにカテナティオ。
結局シェフチェンコは何もしまかった。

これでドイツとの準決勝になった。
ともにツキに恵まれてのベスト4だ。
どちらも応援する気のおきないチームだ。
こうなれば、応援したくなるのはイングランドとポルトガルだ。
勝ったほうに優勝してほしい。
そしてフランスにはブラジルを倒してほしい。

今大会は、サッカー大国ばかりが残ってしまった。
戦略と組織力、そして運動量でユーロを制したギリシャのようなチームがでてきていない。
日韓のときのように、韓国が決勝リーグでイタリア、スペインを破ったようなサプライズもない。
その意味では、少し残念な大会だ。

[ウクライナ-イタリア 0-3 準々決勝]