ナカタには何の興味もないが、川渕にはそうもいかない

いまこれを書いているのは、ニュースステーションを見ようとチャンネルを合わせたら、延々とナカタの引退の件をやっていて嫌な気分になったからだ。
もちろんチャンネルはすぐかえたし、明日新聞も読むつもりはない。

今はワールドカップを楽しんでいるので、川渕が辞任しないことも、ジーコが何をほざいたかも、オムシがやるらしいことも、新聞の見出しでチラッとみるぐらいなので、詳しくは知らない。知りたくもない、というのが正直な気分だ。

ナカタの件もそうだ。
何の関心もない。
ナカタがブラジル戦のあとねっころがっていた姿、誰も彼を起こさずにスタンドにむかって一礼したあの場面をみれば、すべてがどうだったか、わかるだろう。
だが、あんな惨めな３連敗のあとでは、もうどうでもいいことだ。
語る価値もない。
もはや、ナカタには、なんの関心もない。

まあ、ナカタにはカルト的なファンが大勢ついているのだから、引退宣言したければするのは勝手だが、しかし、マスコミがこれほど大げさに取り上げるのは、非情に残念だ。
こういうことが、日本のサッカー界を駄目にする。
それが、わからないのかなあ。

こういう番組は見ないこと、こういう記事は読まないこと、だ。

川渕がやめないことは、わかっていた。
腐りきったサッカー協会。
こういった厚顔無恥な連中をたたくために、僕らには何ができるのだろう。
僕も含めて、日本代表に強くなってほしい人はよく考えることだ。