私は、子供の頃、お寺が経営している保育園に通っていました。
今から44年ほど前のことなのですが、そこは園児がお漏らしをすると園庭にある水道のところへ排泄担当のおばさん(おそらく保母さんではない。当時は保育士ではなく保母でした)が、冷たい水で園児の陰部を洗いながらベシベシとお尻を叩くのです。今だったら問題になってるでしょうね。
とにかく怖い保育園で、叩かれるのがイヤでトイレの自立が早かったのかもしれません。
叩かれないように気をつけていた私でしたが、ある時、雨が降る様子を見たくて窓を登ろうとしたら、お尻を叩かれました。
あの保育園が特殊だったのか、昭和の保育園というのはああいうものだったのかわかりませんが、子供の時に受けた恐怖の記憶というのは大人になってからも鮮明に残っているものです。
同時に楽しかった記憶も残っているので、楽しい経験はたくさん積ませたほうがよいですね。