喜多喜久『創薬探偵から祝福を』

この作品は、奥様に進められて読んだものだ。もちろん作者も始めてだ。奥様曰く、内容がかなり難しく、医療や化学にかなりの知識がないと面白くないとの事だったが、最初からそれは無視した。この手の作品をその内容を含めて全て理解して読むなど不可能であり、そんな事をしていたら読書などできない。そう医療や化学・薬学等の知識がある必要はない。   と言う事で読むと、なかなか面白く、楽しめた。少し硬い気 . . . 本文を読む

葉真中顕『ロストケア』

葉真中顕『絶叫』を読んで面白かったので、この著者のデビュー作であり、2012年の日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作でもあるこの『ロストケア』と言う作品を読んだ。話の進め方が、『絶叫』と同じで、『絶叫』では「あなた」と言う表現を使っていたが、この『ロストケア』では、「彼」と言う表現になっている。つまりこの作品では「彼」が主人公であり、犯人でもあるが、その「彼」がだれなのだろうか？ この著者の表現だ . . . 本文を読む

昨年末から習っている太極拳は武術太極拳のようだ

昨年末12月から、ジムのスタジオプログラムの一つである太極拳を始めた（定年後にやりたかった武道系スポーツ、中国拳法に興味がわいてきた）。このプログラムでは、準備運動から始まり、太極拳の「入門」、「初級」そして「簡化24式」と、約一時間練習している。どこのスポーツジムでも同じだと思うが、週一回だけのプログラムなので、なかなか覚える事ができない。が、2月が終わり、既に３カ月が経過した所で、「入門」と「 . . . 本文を読む