先月で私の前の先輩が65才で再雇用期間満了で退職された(終わりよければ全て良し、しかし終わり悪ければ・・・)。私の方はと言うと、前々から定年退職の準備を着実に進めて来て、ついに4月に入った。つまり残り1カ月を切ったと言う事になる。退職の為に、会社に提出する書類は、既に終了しており、残ったのは社内報に掲載する退職者の案内記事だけだ。
先日の金曜日に、梅田のホテルで私の定年退職のパーティを後輩たちが開催してくれた。参加者は、最終的に40人ぐらいとなり、8人掛け円形のテーブル×5席で、多くもなく、少なくもないちょうどよい人数だった。もっとも当初私が招待したいリストでは80人強の方を選んではいたのだが・・・。
このリストにはA.ぜひ出て欲しい人(+よほどの事がない限り参加されるだろう)とB.できれば出て欲しいが(+でも参加費が高いので、あるいは参加されないだろう)の二つのレベルを設けていた。このA.の方の人数が55人だった。一応B.の方も参加の要請をしてもらったが、何とB.の方は、30人ぐらいいたが、結果お一人だけが参加となった。余りにも予想通りだったので、うれしいというより少し悲しくはなったが・・・。
Bの方が殆ど欠席となった理由の一番は実は、参加費だと予想される。二番目はもちろん都合が悪かったと言う事になるが・・・
さて、問題は、A.の方のリストに入れた方で、欠席された方のその理由におどろいた。その理由と言うのは、参加者の方達あるいは特定の方と会いたくないと言うものだった。つまり、現在の職場から転籍等で移られた方々の内何人かが、元の上司や関係者に会いたくないとの話だったらしい。
この話を聞いた時、エーそうなんだ。と改めて、人事上の恨みの根強い事を知った。
実は、このパーティの前に、Aのリストに入れた方から、突然電話がかかって来た。そして、パーティには行けそうにないので、二人で飲みたいと言う事で、近くのしゃれたお店で飲んだ。そして改めて上記の事を実感した。そう自分が元の部署を出されたのは、元の××部長が原因だ。あの人のせいで私は今の部署に飛ばされたと・・・。
そして、パーティには多分出れない(展示会があり××と言う話をしてはいたが)と案に断ってきた。
そして、同じような話をその後聞いた・・・。
なかなか難しいものだと改めて実感した。私としては、私の定年退職と言うイベントで古い懐かしい方々がお互いに会って楽しんでもらえたらと思ったのだが・・・。
しかしとりあえず、盛大に楽しく、そして感慨深く私の定年退職のパーティが終了した。わずか2.5時間。ホントにあった言う間だった。どんな料理が出てきたのか全く思えていない。
本当、懐かしい人たちと出会う事ができ楽しかった。
同時に本当にこれで私の会社人生が終わるのだと実感した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます