社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

今更ながら、がっかりした営業の意識

2010-12-08 07:45:59 | 日記
自分達で勝手にできないと思わず、だめもとでお願いした事で、この日の大仕事が午前中に片付いた。それで、午後久しぶりに各支店の業務担当者が集まる会議に出席する事にした。この会議は既に何回も開催されているが、何時頃だったか忘れたが、いつの間にか私もそのメンバーに入っていた。以前は毎回会議開催の時に、必ず私が時間を忘れていると、誰かが呼びに来た。前回ぐらいなぜか、呼びに来なかったし、私も忙しかったのでパスした。いくらなんでも私のアドバイスもそろそろ不要だろうし、若い人で回して貰えるだろうと最近は思っていた。

ところが、この会議で、司会も兼ねる営業マンの言葉と言うか認識・意識に唖然としてしまった。いくらなんでも中堅社員なので、まさかとは思ったが、これはどうも彼だけの話ではないようだ。

営業として、年間の売上目標を設定し、これに応じて予算を作成しているが、この予算の実行責任に対する意識がないと言う事だ。当社は設備を含むエンジニアリングが主な事業となっているが、この工程が遅れると当然売り上げもずれる事になる。しかしこの工程が遅れる事は、お客様から突然言われるし、事前にそれを聞いても分からない為、それを知る事もできないし、遅れてもそれは自分たちの責任ではないと考えている事だった。もちろん遅れる事はそうだろう。

私も遅れる事に対して責任は問えないなと思う。そうではなく、予算を作る時にそれなら、経験からどれぐらいのずれるリスクがあるかを、見通して企画に出してくれと言う事を言いたかった。外れても良いからと・・・。しかし彼らは、それは私たちでは分からないし、それは営業ではないと。

アホー、それを嘘でもするのが営業だろと言いたかったが。それ以前にそんな事は本当はどうでも良く、本来は予算を死守するのが営業だろと!

そこまで私の言いたい事を組んで欲しかったが、それも無理なようで、且つ私も流石にそこまで言えずに、それなら営業の仕事ができないなら営業はいらないねと言ったら、そうですね営業はいらないですね!と答えた。アホー、それはお前が会社には必要ないと言う事を自分で言っているのを認識していないのか!!!と頭にくると同時にあきれ果てた。

これでは、同僚の企画課長が頭に来るはずだ。最近パワーが落ちては来たが、会議で怒鳴りっぱなしなのが理解できる。しかしその彼も2年。そして私も1.5年この会社で立ってしまった。流石に疲れてきつつある。

最初にこの会社が設立される前に色々ヒアリングを行った時に、問題があり過ぎると思ったがそれは、今でも変わらない。今更ながらに思い知らされた。そうこの会社の元になった倒産した会社には予算と言う概念がなかったからだ。従って、上記の考えが理解できないのは当たり前だ。

私より先に出向して苦労している同僚の課長が私に漏らした言葉はもっと衝撃的だった。この会社では、売り上げ計上日とはお客様から入金があった日だったと・・・。ウーンこれはある意味お金の流れと言う意味での予測はつくが。しかしこれは経理処理からするとまさにどんぶりとしか言いようがなかったと言う事になる。流石に今ではそれはない。しかし予算の概念はどうも社員の方が認識しているとは思えない。既に1.5年経つが、この会社のプロパーの頭の中の構造が知りたい。どの程度かたいのか知りたい。しかし知ったからと言ってもそこからどうすればよいかの結論は出ないだろう・・・。


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