社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

自分達の思い込みで不可能と思わず、だめもとでお願いしよう

2010-12-08 07:49:10 | 日記

ここ1カ月程、私の頭を悩ましている仕事の問題がある。本社工場の過失に近い対応とそれを引き起こした当社の後輩の失態ではあるが、それを今更責めても仕方がない。しかし私の責任の範囲の仕事に問題が発生しそうで、それを回避するのは殆ど無理と思われた。少なくとも今月中に対策を取らないと、私の部下も営業もしいてはお客様にも大きな迷惑をかける事になる。それは分かってはいたが、打つ手がなさそうだった。大先輩とも話しをしながら対策を考え、ここ何回も管理職会議で警告を発して来た。

しかし、どうもこの様な場合でも、トップの方ほど感度が悪い。或いは別な方に敏感に反応してしまう。そう実務の所や各部門間のしがらみ等を理解せず、強引に判断してしまう。そして聞く耳を持たない所も多い。背景を話せばよいが、それは実はトップに跳ね返ってくるのだが、それを言う事もなかなか難しい。今更私は、会社にしがみつく程、負う物が無くなってきているので、実際は怖い物がないのだが、それでもトップを説得するより、問題を解決する事を優先する事にした。

関係者を集めた会議で、皆の意見を集約すると、ある方法しか対策がない様な所まで来た。それは、実は大先輩も私もおそらくむりだろうと思っていた対策だった。それができるなら最初から、その部門にお願いしていると・・・。しかしこれを進めるしか手がなさそうなのも事実で、その会議の結論を元に、親会社の企画の管理職に相談する事にした。そして、翌日本社の協力を依頼する担当部門の管理職の方とアポまで取り付け、翌日にはその担当部門の管理職に協力を依頼する打ち合わせを持つ事ができた。

私の頭には、何れにしろ、ダメ元でも良いから、最終対策の手を打つ事が必要であり、その結果がダメであっても、ダメな答えが欲しかった。次のステップに行く為に。そして、それはおそらくダメだろうと大先輩と私はずっと考えていた。しかしこの皆との対策会議で、本当にダメなのだろうか?その回答をすぐ出す必要があると認識していた。そう大先輩の過去の事例では限りなくダメだと思われるが、それでもやらなけらばならない。

結果は、まだでないが、一応検討する事を受けて貰えた。これは実にあっさりする位に、打ち合わせが上手く行った。過去私が潜り抜けた会議や打ち合わせの中でも楽勝の方だ。打ち合わせが上手く行って、本当にホットした。一緒に説明に行った部下と話ししながら、本当によかったとつくづく思った。

と言う事で今回言いたかった事は、経験に基づいて限りなく無理と思われる事でも、ダメ元でお願いしてみよう。そう案ずるより産むが易しだ。ダメと言うのが本当にダメかそれは単なる今までの思い込みかも知れない。そして考えるべきはお客様にとってどうあるべきか?やはりこれが一番に考える事で、社内的なしがらみ等でダメと勝手に判断してはいけないと言う事だ。そして大先輩が無理と言っても、それを無理ではなく何とかするのが、私の役割だろうと痛感した。以前東京での仕事で、幾らでも無理難題を工場にお願いして、実現して貰った様に・・・。

今回は、本社企画の管理職に大変お世話になった。まだ上手く行くかは分からないが、素早い対応には感謝している。そう予想したのは私だが・・・。この方のむしろ得意分野と予想したからだ。


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