社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

朝日新聞「貯蓄平均1700万円割れ 08年 100万円未満も一割」より

2009-06-18 07:36:44 | 日記

朝日新聞6月17日の朝刊の記事からであるが、「総務省が16日に発表した家計調査の08年平均速報によると、同年の一世帯(単身世帯を除く)の貯蓄残高は年平均で1680万円と、4年ぶりに1700万円を割り込んだ。貯蓄が100万円に満たない世帯の割合も全体の一割(10.7%)を超え、昨年秋以降の景気減速の影響が家計にも及んでいるようだ。~~~全体の3分の2を超える世帯の貯蓄残高は平均を下回った。02年以降で過去最悪。一方で、世帯主が60歳以上の世帯では約3分の1が2500万円以上だった

さて、このデータだけで見ると、100万円未満の貯蓄しかない世帯が1割強いる中で、一方で60歳以上の世帯の3分の1が2500万円以上だったと言う事実となる。これの意味する所は何だろう。

おそらくお年寄りの実態がこれでは良く分からないが、少なくとも2500万円と言うのは大変な金額である。一方100万円未満も貯蓄がないと言うことは、余裕が全くない事を意味する単身世帯を除くと言う意味もどう捉えてよい物だろうか?派遣社員やフリーターの一人暮らしの方は含まれないと言う事になるのだろうか?そうで有れば、状況はもっと悲惨な気がする。世間で言われている、お年よりは弱者ではなく、むしろお金持ちで、悠々自適に暮らされているが、若い人達が苦労しているのが実態ではないのだろうか?

従って、高齢者、つまり年金受給者からも税金を取る政策に向うのもあながち、お年寄りいじめには直結しない事になる。若い人程苦労しているのかも知れないが、この辺は、もっと正確なデータで分析する必要があると思うが、感覚的には、今の若い人の方がお金がないと言う現実があるのではないだろうか?従って、このデータだけでは、何とも判断しようがない。


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