38年前のスポーツ新聞の総合レジャー施設オープンの広告よりの続きだ。同じ新聞に、当時のトヨタ「Starlet」の広告が掲載されていた。トヨタと言えば当時でも、カローラ。その姉妹車(のはず)となるのがこのStarletだ。そのスペックを見ると当時のクラスがわかる気がする。カローラにしてもスターレットにしても、日産のサニーと同様に大衆車の定番だった。その定番の定番たるうたい文句・特徴は
小型車のイメージが強い(当時でもそうだったと思うが、今ではそうだが・・・)1200CCでも広いとPRしている。そして個性的(な装備?)を言っているのだろうか?
- 新機能いっぱいのコンソール
ステレオは注文とあるが、これは標準ではステレオではなかった?モノラル? - 斬新な縦型AMラジオ
- ウォークイン機構(後部席への乗り降りが一段とラク???
ひょっとして2ドア??? - コインポケット(便利な小銭入れ)
- B型ディスクブレーキ(高速でも効きのいいB型をST,SRに採用)
- トランクオープンナー(運転席に座ったままであけられます)
38年前と言うと、大学でも個人で電話を持っている物もほとんどなかった。もちろん車などは論外だった。家に車があればよい時代で、車の大衆化つまり一家に一台車が買える時代の始まりだった気がする。その中でこのスターレットの仕様を見ると、今ではほとんどPRする事もないだろう。そしてトランスミッションの標準がまだマニュアルだった時代だ。もちろんエアコンなど標準でついているはずもない。
そして今ではオートマは標準、エアーバッグからエアコンなど標準でない事など考えられない。当時のデザインだが、これもまた渋い。セダン系が中心だったこともあるだろうが。
昔の新聞を見る。これは時代をスリップして帰るようなイメージがあり、なかなか面白い。昔に帰る必要はないが、今と比較することは何らの意味があると思う。
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