社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

新業務基幹システムの落とし穴その4

2009-08-06 07:37:26 | ITについて

新業務基幹システムの落とし穴その3の続きである。事態はもっと深刻になってきた。正しくは、現状の課題がはっきりして来た事による。ほぼ、システムの全体像が大体分かってきて、キャンセル処理(ミス入力等)や出力伝票等の問題も含めて、昨日までに殆ど把握できた。

新業務基幹システムの落とし穴その3でも掲載したが、システムを請け負った開発会社の実力の問題ではなく、仕様決めの問題で有ったと理解する。システム会社はおそらく、仕様を固める為に、何回も打ち合わせを行い、最短の工数でシステムを開発をする為に、当初考えていたVisual C++とSQLサーバーを使う事を考えたが、その新しい開発環境を構築する(勉強する)余裕が無かったと容易に推測される。

私自身の経験からすると、慣れた環境を使わざるを得なかったのは、出向先の会社の事情でもあり、無理難題(短期間での開発)の要求を満たす為に致し方がなかった事なのだろうと予測している。別に担当部長が悪いわけではなく、初めての経験の中で、それをまとめられる、システム関連の人間がいなかった事は大きいが、これは何回も私と元上司が、情報部門に強力要請をした。しかし実際協力を得られなかった事から仕方がない事でもある。最も担当部長も、システムの不備は理解しており、次のバージョンアップで、すぐ改良する事を計画している。

この新しい業務基幹システムに乗せる為に、結局私が受発注のインプットをやらざるを得ない状況になっている。しかも親会社のシステムよりはるかに膨大な手間と力作業を使って・・・。とても私が処理しているシステム処理を部下の女性にやらせるわけにはいかず、私自身が業務インプットを行なっているが、上記で述べたような背景がある為、力作業と言うか、ここ数ヶ月を乗り切る為の強引な方法を考えている。

久しぶりに本社IT担当者と飲むでも掲載したが、本当は彼の力を借りたいと思いながら、実際昨日別件の依頼で、力を借りる事にした。この別件の方は、彼からWSHのVBAプログラムを送ってもらう事で、それを簡単に改良すれば片付きそうである。この様な仕事は、自分の力でやっても良かったが、既に元IT担当者がやっていたのでその知恵を借りることにした。

要は、スキャナーで皆が原稿をスキャンするが、その転送場所はファイルサーバーであり、そのフォルダーがいつまでも個人フォルダー的に使われており、リソースが減る為に、その対策を依頼したいとの事だった。しかも事前に何の相談もなく・・・。

なぜかこの手の依頼はどうしても私の所にくる。と言うかITがわかる専門の人がいるわけではない為、仕方がないとは思いながら、皆が私の仕事を勘違いされている?逆の意味で本質を捉えているのかも知れない?がアルバイト的に、処理する事にした。

しかし、上記のような状況では、これに時間を掛ける余裕がない為、元IT担当者にソースを送ってもらうことにした。これで、今週か来週で一回検証したら、サーバーのタスクマネージャーに組み込んで終わりである。

一方上記で述べた様に、新しい業務基幹システムは、何回も同じ入力を繰り返さないとならない事と、必要な伝票(納品書、請求賞:それぞれ明細月)が、マニュアルでしか出来そうにない為、全く発想を変えて処理する事を考えている。

顧客からの注文書データで必要な情報をエクセルに打ち込み、そのデータから、基幹業務システムに仮想的にデータを自動でインプットできないかと考えている。つまり、UWSCの様な自動化ソフトを使って、何回も同じような処理をする事をボタン一発で、処理できる様にする事を考えている。

極論すると、納品・請求書を先にエクセルで作り、それを基に、新システムに自動で必要なデータを貼り付けるような事を考えている。これができれば激的に工数を短縮できると思いながら、今度はまたVBAとは違った視点でのUWSCの勉強となりそうであるが、また結局実践となりそうでもある。これが自動化できたら、その経緯を含めて掲載する事にしたい。

今のままであれば、同じような処理(つまり発注処理)をする為に

  1. 受注インプット
  2. 受注確定
  3. 原価(仕入れ)インプット
  4. 原価確定
  5. 手配入力
  6. 発注処理(注文書発行)
  7. 注文書出力
  8. 研修確定
  9. 出荷入力
  10. 売上げ確定
  11. 納品書作成(マニュアル)
  12. 請求書作成(マニュアル)

と、同じナンバーを使って上記を繰りかえり設定する事になるが、3と5での納入先の処理が同じはずなのに異なる為に、厄介な処理を繰り返す事になるが、何れにしても、今までの親会社のシステムでは1つの画面で上記が全てほぼ自動でできたのが、今回のシステムでは上記の工数を掛ける事になる。従って、上記で述べた様に、今の所部下の女性に、この処理をさせる事を頼んだら、おそらくパニックになると思い、インプット入力をさせていない。

私がここ数日で、例外処理を含めて、大体理解した時点で、更なる工数不足(パワーが不足)が露見したに過ぎない。その分私が強引に新システムで無理やり処理しているが、システムの改善を待つまでは私が耐えられそうにない。

上記で述べたUWSCの様なスクリプト処理で何とか効率化を図りたいと考えているが・・・。さて何処まで処理できるか???


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