社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

ACジャパンCM「今、わたしにできること」で思わず考えてしまった

2011-04-04 07:50:44 | 日記

大震災の影響で、TVのCMを企業が自粛している為に、ACジャパン(公共広告機構)が代わりのCMを流しているが、この中に「今、わたしにできること」と言うのがあり、ここ毎日流れている。

<今わたしにできること>

  • 使っていない電化製品のコンセントは抜いておこう
  • 無駄な通話やメールはひかえよう。
  • 災害時の連絡方法を決めておこう。
  • 必要がないのに買うのはやめよう。
  • 被災地の人の気持ちになって考えてみよう。
  • みんなでやれば大きな力に。

内容はいずれも大変重要な事だ。しかし今回の震災で皆が教訓とするのは残念ながら、「災害時の連絡方法を決めておこう」ぐらいだろう。「使っていない・・・」や「無駄な通話・・・」などは、省エネを掲げて来た日本なら当然だろう。当然できていると思われるから、今回の震災で更に改善できるはずはないはずだ。

が実際は福島原発の影響で電力不足でも、生活できていると言う事は、実は日本は省エネやCO2削減等を掲げながら、実はまだ多くの無駄をして来たのではないだろうか?そして今でも何が無駄かを理解する事は無いのではないだろうか?無駄な通話やメールとはなにを指すのだろうか?無駄か無駄でないかは本人次第だ。

必要がないのに買うのはやめようと言っても、買っている人は、知っていながら買占めをしているのだから、やめるはずはない。被災地の人の気持ちはわかるが(本当はわかるはずはない。過去同じ様なたとえば阪神大震災を経験した人達等は分かると思う)、私たちも義援金や色々な支援をしているのだから・・・と。

そうではない。本当に今回の大震災を心から憂い、心配し、そして心を一つにして、復興を目指せる事を願いたい。義援金詐欺やネットで嘘等のデマを飛ばす人間が日本からいなくなるような時限立法が必要なのかもしれない。火事場泥棒を働くような人間は死刑と・・・。

しかし思い出して欲しい。大震災前は、大不況、過去最大の失業率。大卒社の最低の内定率・・・。そう大震災後は、これが更に悪化している。火事場泥棒をしなければ生きていけない人達がいるのも確かだろう。仮設住宅に入れるなら・・・。そうでない日本がくる事を願いたい。


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