iPad2ではなく初代iPadの中古を購入した

昨日、息子夫婦と尼崎で会食をした帰り、奥様は先に帰し、私は大阪によった。昨日一日考えていたが、ほぼ結論を出していた。先週、パソコン工房で二つのAndroidタブレットを発見し、ヨドバシカメラでマウスコンピュータのLuvPadを操作した。その前にauのモトローラXOOMもさわった。そして最近の中華Androidタブレットの動向も知らべた。値段と性能を比べると、やはりiPad2が一番だろう。しかしこれは昨年と同じで、大半がまだ予約だ。しかもiPadは市場から姿を消している。Apple（？）が在庫を引き上げた（？）為かどうか知らないが、新品のiPadは市場にない。本当はこのiPad2が発売された時に下がったiPadを購入するのが一番だったと思うが、これもタイミングを逃してしまった。と言うかまだそこまで欲しくはなかったと言う事になろう。

その後と言うかここ２週間いろいろAndroidタブレットとiPadを比較して、無性に今度は欲しくなった。タブレットが。要は瞬間起動できるPCもどきが。私の頭の中で考えたのは

1. MOTOROLA XOOM(Wi-Fi):Android3.0、10.1インチ、Tegra2
   この機種とdocomoのLG Optimus Pad（8.9インチ）がAndroidの本命タブレットだろうと確信した。特にXOOMは大きいが、薄く、動作も軽快で、iPad2と全く遜色ない。従ってAndroidは今の2.Xベースなら、更に追加で買う必要はないだろうと。
   そして、もし買うならそれは、２万円以下の７インチ中華Androidタブレットだろうと結論付けた。
   
   さて、それならXOOMやOptimus Padをすぐ手に入れるか？と考えた場合にこれと競合するのはiPad2とiPadだろう。そしてその価格を比較すると、悩む必要がない。単純に16GBでWiFiモデルが欲しければ３G契約もする必要もない。圧倒的にiPad2が安いと言う事になる。つまりXOOMやOptimus PadはiPadと同じ程度に値段が下がらない限り、買う必要がない。
   
2. マウスコンピュータのLuvPad：Android2.2、静電容量式10.1インチタッチパネル、Tegra250で39,800円は値段的にかなり魅力的だ。がそれは何と比べて値段が魅力的なのだろうか？そう他のAndroidタブレットに比較してと言う意味だ。それではiPadがもしあれば値段はどうだろうか？
   iPadの新品が35,800円だった。今はないが。そうもしiPadの新品か中古があれば、このLuvPadの価格優位性はない。初期のiPaに比較して10,000円安いので意味はあったのかも知れないが。
3. Creative Ziio 10：Android2.1、感圧式10.1タッチパネルで29,800円だが、これが微妙だが。と言うかiPadの新品・中古があれば、これも余り意味がない。しかもタッチパネルが静電式で、日本での無線LAN等の使用を保障された物なら、まだ可能性がない訳ではないが。
4. Creative Ziio ７：Android2.1、感圧式7インチタッチパネルで24,800円だが、これはもっと微妙だ。7インチクラスでは、この価格帯がiPadやキャリアの製品の価格帯にはないからだ。最もdocomoがSamsungのGalaxy Tabを０円で販売していたようで、電話料金として、ハードを契約するなら別の方法があるのも確かだが。
   
5. 中華Androidタブレット：Android2.2、静電容量式、７インチタッチパネル、18,000円～25,000円。今買うのであれば、７インチでこのクラスだろう。しかし７インチの必要性が今のところない。つまりお出かけに持って出て使う用途が今のところない。７インチの必要性があった時に再度考えよう。

と言う事で、７インチではなく10インチクラスで、iPad2の性能が良いのは分かっているが、そこまで求めないで、家の中で使うタブレットとして中古iPadに狙いをつけた。中古のiPadは保証がない？のが問題だったが、これがどうなっているか？最悪は、なしでも買うつもりだった。

ソフマップに行ってまず中古iPadのある所を探す。以前と店内のレイアウトが変っているのでてこずったが、やっと見つけた。そして16GBのWiFiを探すと２つしかなかった。もちろん32GBや64GBなら他にもあったが。１つが31,800円そしてもう一つが32,800円だった。違いが分からない。と言う事で、カウンターに行って、少ない店員さんを呼んだ。最近何時も苦労する。不必要に多い派遣さんではない店員さんは知識もない方が多い。派遣で来ているメーカーやキャリアーの方は逆にハードには詳しくない。何とかしてと言いたいが・・・。

		左）iPad 右）電源アダプターiPod touchでは付属していなかったが、iPadには白いアダプターが付属（左） 右は購入した市販品
		左）電源アダプターを分解した所。なるほどと感心してしまった。ノートブック等で使う電源ケーブで延長できる。 右）おまけの液晶フィルム。
		iCoatと言うブランドらしい。梱包材が凄い。厚手の樹脂製の板に挟まれていた。この板は別の用途に使えそうだ。
		感だけで貼ったが、やはり気泡を完全に発生させずに貼るのは難しい。そして再度貼りなおしている間に、特に剥がす時にフィルムを痛めてしまった。マアー仕方がないか。

さて若い女性の店員さんだったが、２つの機種の違いを聞くと、すぐガラスショーケースからあけて中を調べてくれた。結果は液晶にキズがある為、安いとの事。実際にそのiPadの液晶画面をクロスで拭いて見せてくれた。そうしないと二つのiPadを並べて見せても分からなかったからだ。それぐらい通常使う分には支障はないだろう。しかし1,000円高いiPadの方を購入する事にした。この時店員さんとの会話

• 私「液晶のキズてどんなキズですか？」
• 店員さん。液晶画面をクロスで何回拭きながら「このキズです」と見せてくれた。
• 私「これなら、普通の使い方なら全然問題ないですね！」
• 店員さん「そうですね！」
• 私「でも、もう一つのこっちの高い方にします」
• 私「以前中古のiPadは、一切保証がないと聞いていますが？」
• 店員さん「１ヵ月の中古保障はあります。それ以降は保証はありません。もちろんソフマップ経由のアップルへの有償修理はできますが」
  と、以前問題だった保障に関しては、改善されていた。１カ月以内に使い倒して問題点を見つけるしかないが、以前は一切壊れたらアウトだった事を考えると、大分マシだ。
• 私「このiPadは中古で１回認証しているので、PCにiTunesをインストールして認証しなくとも動きますよね？」
• 店員さん「システムを全部初期化しているので、PCにiTunesをインストールして認証して下さい。そうしないと動きません」
• 私「エー！そんな事できるの？」店員さん「はい」私「？？？？？マアー良いか」とそれ以上言う事はしなかった。

この中古iPadには液晶保護フィルムが標準で付いていた。1,980円の物（値札980円）のOZAKI製だ。iPadネット中古価格再安が、30,800円だったので、マアーほぼ同じ値段だろう。

家に帰り、充電しようとSandiskのミュージックプレーヤ様に購入した、USBケーブル様の電源アダプターを使って、iPod touchのUSBケーブルで充電した。そしてホームボタンを押した。ロック解除のスライダーアイコンが表示された。右指でスライドさせるといとも簡単にホーム画面が現れた。そしてsafariを起動する。無線LANのアクセスポイントつまり我が家の無線ルーターを検知。暗号化パスワードを設定して、この無線LANの接続もあっという間に完了した。

さてそこから、面倒だったのが、おまけの液晶フィルムだった。説明書が一切なく、どっちが上がどうして貼るかの説明がない為、見よう見まねで結局、失敗した所がでてきた。マアーこれは毎度の事なのであきらめよう。空気の穴なしで貼るのは相当なテクニックがいる。と言う事で購入してなんとか、最低限の準備だけをした。

次は、ケースが欲しいが・・・。今日家電量販店のiPadを扱っているヤマダに行った。そしてまたショックを受けた。なんとiPadの販売はもうしていない事は知っていたら、iPadのオプション商品もすっかり無くなっていた。ケースもiPad2対応の物しかなかった。なんという最低のCS会社なのだろう。どっちがとは言わないが。どっちもかも知れない。ケース等のiPadオプション商品は本体が売っていなくても、本体を売っていたお店として売る義務があると思うが・・・。家電量販のヤマダが悪いのかAppleが悪いのか？この場合はソフトバンクは関係ない？とも言えないが・・・。

iPad2のケースしか販売されていなかった。つい前は多くのiPadの周辺機器が売られていたのに。	iPadの周辺機器の一つ。iPadの置き台だ。斜めに立てかける事と、少しの角度をつけて、文字入力ができる角度の２つで使える。（1,680円）

なんとも、傲慢な商売をする物だ。これは一社独占と言う商品を作ってしまうと、その商品を支配する所があらゆる物を支配するという構図を生みだし、結果消費者にとっては、良くならないと言う事を意味する。そうならない為に、Appleの独占支配を許さない為に、Android陣営は頑張って欲しいと思う。特にハードメーカーは。今の所、日本のメーカーは殆どと言っていいほど蚊帳の外だが・・・・。