デジカメによって撮影する性能や使い方にはそれぞれ差と言うか違いがある。最も撮影する場所や撮影対象物が何かでその性能が大きく異なるのは当然だ。私がよく撮影する物に花木や静物のマクロ撮影がある。このマクロ撮影つまり近距離撮影だが、これの使い方がどうも分かっていなかったようだ。
通常マクロ撮影は、ズームレンズのワイド側が一番近寄れる物と考えていた。もちろんこれはある意味正しい。従って、テレ側から少しずつテレ側へズームして行って、AFがあう所までで撮影していた。所がCANONのIXY DIGITAL L4で同じ方法で花のマクロ撮影をするとどうも焦点が合っていない写真となる事に気づいた。もっと早く気付けよと思うが、仕方がない。余りにも色々なメーカーのデジカメを使っていた性で、どれが正しいか分からなかったという事だろう。
さて、CANONのIXY DIGITAL L4でうまく撮影できるマクロ撮影は、この認識が間違いだったと言う事を気付かせてくれた。そうワイド側でも途中のズームでもテレ側でもそれ程、焦点距離が変らないと言う事に気付いた。つまりワイド側に設定して、近くによると焦点が合わない。逆にテレ側にしてもかなり近くに寄れる。これで、ある程度距離を置いて、ズーム倍率を上げて撮影するのがCANON IXY DIGITAL L4らしい。
が、結論的に言えば、室内でのマクロ撮影は、この機種ではほぼ無理との結論に達しそうだ。これはSONYやFUJIFILMの足元にも及ばない。せっかく購入した面白いデジカメしかも小型サイズに最大の魅力があるが、どうもその性能がはなはだ落ちそうだ。もうすぐこのカメラは不要になりそうな予感がする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます