社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

今月で60歳を迎えられた先輩の激励会が開催された

2011-05-28 11:21:45 | 会社の仕事

今の会社に出向されている私の同僚(だが先輩)が今月で60歳を迎えられた。定年だ。最も今、当社では大半の方が再雇用となる為、60歳で終わりと言う事ではない。とわ言え、やはり一つの大きな区切りとなる為、激励会が開催された。40人と言う多くの仕事関係の方が集まってなかなか盛大だった。

この宴の中で、何人かの人が指摘していたのが、お休みが2週間しか取れなかったという事だ。当社グループでは、通常1カ月の休みを与えられる事になっている。もちろんこの期間に、色々な手続きなどもあり、2週間等すぐ過ぎてしまう事もあるし、1カ月の期間でオーバーホールして欲しい、リフレッシュして新たな人生を等いろいろな意味がこの1カ月にあると考える。

が全てを無視したのは当社の社長だ。一昨年の先輩、昨年の先輩とも60歳の定年後の休みを何れも2週間しか許さなかったそうだ。もっともこれは本人の意思の話でもあるので、社長だけが悪いわけでもないが、しかし大半は、社長にそう言われると無視できないので、やはり社長が悪いのだろう。

そう私の所の大先輩は、この定年後の休みがなかった。昔は原則1カ月休みなのでその間の給料はでなかった。そして大先輩の上司が強制的に会社にでて来させて、仕事をさせて、しかも給料を払わなかったという、とんでもない上司がいたのも確かだが。その上司が今でも親会社で定年後も管理職としてとどまっている。そして昨日のその激励会でも挨拶をされたが、既に自分が部下の大先輩達にした事は覚えていないだろう。私の上司でもあったのだが・・・。

2週間であっても、給料は払われる様なのでそれはそれで良いのではないかと思うが、人の良い先輩達をみんなが利用している気もして、残念な気がする。昨日の先輩は明らかに、どちらでもよかったのだと思われる。つまり金銭的には定年後も働く必要もなかったと言う意味だが。そしてそれなりに趣味もありそうだし、人間的にも、社会的にもコネクションがありそうなので、会社にしがみつく必要はなかった気がする。

しかしみんなから請われると弱いと言う事になるだろう。そしてまた仕事を継続すると言う事になるのだが、これで良いのか?しかし何れは終わりがやってくる。先輩にも会社にとっても。


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