社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

長男の結婚式その2(結婚式本番と披露宴)

2009-10-19 15:20:52 | 日記

長男の結婚式その1(前日)の続きつまり、結婚式当日の話である。ここ数ヶ月私の仕事が忙しかった事もあり、実は当日のスケジュール(何処の場所で何が何時開催されるのか)など、殆ど認識せずにいた。長男の結婚式その1(前日)で帰宅が遅くなった事もあり、起きた時には、すぐ奥様と娘が出かけた。11時から美容院の予約が入っており、私には2時頃ホテルにきたら良いのではと割と軽く言い残して・・・。

1人家に残され、ここ数日、新郎の父親として、最後の両家代表挨拶を行わなければならない為、それだけを考えていた。しばらくするとやはり、焦りとやる事もなく、意を決して、準備を整え、14:00時ホテル着より、かなり早く(12:30分頃)ホテルに着くが、家を出る事にした。昼飯は、コンビニで200円のサンドイッチをお茶を買って、ホテルの近くで立ち食いして、ホテルに入ると、すぐ奥様から携帯にメールが入った。結局ホテルの奥様の借り衣装と着付けのフロアーによびだされた。まだ時間はあるが、14:00までに両親は、着替えて準備をお願いしますとの事。つまり教会でのリハーサルが14:30から行われるとの事。奥様の言うとおりにしなくて早く出かけてきて良かったとホッとした。

その前に、私の親父がわざわざ、今回の結婚式で、新しい親戚となる息子嫁の関係者に、自然薯(田舎からの贈り物その2 82歳の文字)をわざわざ掘って、沢山持って来ていた。さてどうしようか?時間もない。

奥様が家を出る前に言った「ビニールの袋を持って来る事」が功を奏する事になった。このビニールの袋に、自然薯を数個ずつ詰めて、式で物の袋に入れて帰ってもらえる様に、相手の親戚の方には荷物が増えて、申し訳ないと思いながら、事情を説明し、お渡しした。結果は、息子嫁となる嫁の兄と話ができ、親戚一同感謝していたと話を聞いて、嘘でもよいがありがたいと思った。実際自然薯は、関西ではなかなか手に入らない。少しでも二人の関係がうまく行くようにとの親父の配慮に感謝するが、私的には、ひやひや物だった。

さて、新郎の父親と母親は、結婚式や披露宴で何をするか?殆ど何もする事がないと高を括っていた。二人とも。一方教会での結婚式は、私に取って初だった。 しかし、TVや映画等でも教会での結婚式を何回も見ている為、新婦の父親は大変なのだろうと軽く考えていた。逆を言えば、新郎の父親は最後の挨拶(長男の結婚式その1(前日))ぐらいだろうと思っていた。これが、今回初めて、時代は変わったのだと言う事と、新郎の父親もその役割が事前に言われてはいないが、私や奥様に取って(一部は私の病気に関する事、大半は事前にこれを知らされていないと、なかなか旨く喋れない)は、初めての経験となった。つまり、両家の面前で、恥をかく事になったのだが、仕方がない。これも始めての経験である。

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教会での結婚式の一場面と

式を終えて、参加者に見守られて、花吹雪。

実は息子達の前の式を見ていたら、花と同時にシャボン玉を新郎新婦に飛ばしていた。

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披露宴会場(なかなか広々とした会場でゆったりできた)。なお今回の参加者(招待者)は新郎新婦を入れて51名つまり息子の会社関係で一机、友達関連で一机残りは全部両家の親戚となる。

電報と共に贈られて来たドラえもん人形。要は会社関連からの物だったが、「のびた」になれと電文にあってなかなか笑わせて貰った。

DSC08801 - コピー.jpg IMG_3721.jpg キャンドルサービスの変わりの綺麗な色に変わる液体を注いでまわるサービス。

以下、想定外の息子の結婚式で私が知らないと言うか変わった事を掲載する。時代が変わった大きな点は、結婚式が本人達の為のものか?両家の両親の為のものか?はっきり言って、私らの時代、つまり昔は、結婚式は両家の親が取り仕切っていた気がする。しかし現在では、当人達主体へと大きく変化したと言う事を、今回息子の結婚式で始めて思い知る事となった。

そのホテルの責任者からもその話を聞いてやはり時代は、変わっている、つまり今では、当人同士が決めてゆく時代となっている様である。今回の息子の結婚式で私が、と言うか昔からの時代との違いと、始めて知った事に付いて下記に列記する

1)仲人を立てない。   私と奥様の時は、将来の事を考え、私のおじに結局お願いした。それも形だけだったが、息子達の結婚式では、仲人を立てるとは言っていたが、結局仲人不在で式を決行した。ホテルの責任者と話したが、今では年に数回しか仲人を立てる事はないらしい。要は昔は仲人さんが、二人の仲を取り持つ(つまり見合い的)要素が強かったのだと思うが、結果その為のしがらみがその後続く為、最近では、大半仲人を立てない事らしい。私はこれはこれでいいかなと思う。なぜなら、結婚するトリガーと言うか、時代が変化した為、過去のしがらみに捕られる必要はないと思う。

2)キャンドルサービス(実際にロウソクに火をつけない)   昔は、本当にキャンドルに火を点けていた。つまり、結婚して初めての仕事として披露宴の各座席のロウソクに火をつけて回るのが定番だったが、今時はやらないらしい。と言っても同じ様に、ロウソクに火をつける代わりに、キャンドルグラスに液体を入れる形に変わっていた。つまり液体が入れた後に、赤色や青色等多彩な色へと変化して、非常に綺麗だった。

3)新郎、新婦の両方から代表(つまりメインゲストを二人)を必要はない。   昔は、上記タイトルでわかる様に、会社の見栄を張った所があったが、今回は息子の上司がメインゲストであり、乾杯も同様に息子の元上司(つまり昨年東京時代の上司)が、行ってくれた。

4)新郎の父親が新婦を新郎に引き渡す教会結婚式でのシーンの逆パターン   教会の結婚式で、バージンロード(赤い絨毯)を通り、新婦の父親が、新婦を伴って、新郎(つまり長男)に引き継がれる象徴的なシーンは、私も知っていたが、何と逆パターンを、披露宴で行った。つまり新婦のお色直し・つまり新しいドレスになって登場する為に、新郎が新婦を向いに行く為に、新郎の母親(つまり奥様)と息子が手を繋いで、披露宴会場を後にしたシーンである。もちろん奥様に聞くと、事前には何も聞いていないとの事。

5)披露宴最後の両家代表挨拶は新郎の父親としてとりあえず無事無難な挨拶を行ったが、その後息子が、更に最後の挨拶を堂々と述べた事である。普通、昔は私の挨拶で終わりとなるが、その先つまり今回の披露宴への息子の思いがそのまま表現できる様な、新しい息子らしい最後の言葉となった。しかも大きな声で。

6)結婚式の費用を誰が負担するか?今は当人らしい 私が知る限り、結婚式と披露宴は、親戚の為。つまり親の威信つまりプライドでやるものと考えていたが、今回は息子達が全て、払う積もりでいた事だ。この辺は上記1)、上記5)に関係すると思うが、最も大きな変化かも知れない。つまり自分達の結婚式は自分達ですると言う事への変化であり、昔みたいに親があまり口を出す事が出来なくなったと言う事だろう。

つまり結婚式の費用も当人達が準備していくのが当たり前らしい。最もお祝い金で、その分は殆ど返ってくるので、それ程負担にはならないらしい。とホテルの担当者から聞いた。私はそれでも今回の費用の半分は負担してやったが・・・。親にとっては、助かるが、それでもプライドだけは保ちながら、何とか手助けはしてやりたいと考えていた。

とかっこいい事を言いながら、前回の長男の結婚式その1(前日)で予告したが、今回上記外の中で流石に緊張の為か頭が白紙となり、両家の親戚一同の中で大きく恥をかき、私達の方の親類の皆にも迷惑を掛けてしまった。要は、教会での結婚式の後、写真撮影があり、その後に親類紹介の場面があり、そこで両家の父親が、それぞれ親戚を紹介する場面で、何度も失敗したのだ。つまり息子から見た関係と名前が、すぐ出てこないのだ。仕方なく私からの関係とも混ざり合って、それが更に焦りを呼び、実の兄の名前さえ出てこなかった。

つられて、新婦の父親の方も私と同じようにとちってしまい、逆に和やかになったのかも知れない。しかし、当家控え室に帰り、披露宴との間、色々話したが、誰からもお叱りはなかった。かえって、皆同じだよと同じ経験がある方が慰めてくれた。

さて、SAD上はもう一つ気づかれてはいないが書痙つまり、文字を書くと手が震える現象が発生した。突然のサインを牧師様?神父様?から依頼され、私に取って、これが余りにも突然な事と場の雰囲気とあいまって、更にプレッシャとなり、一生の結婚証明書(正式な書面ではないが、記念となる教会の結婚証明書)に、私の汚い自筆が残る事になった。息子はいたって平気な用だ。

息子の結婚式における仕事と失敗談(新郎の父親の仕事)について下記に掲載しておく。

1)事前に、先方に挨拶をしておく事(これは偶然にも意識していなかったが、ホテルのエレベータでお会いした事から実行できた)

2)教会の結婚式の事前リハーサルで、始めて知ったが、娘婿の父親(バージンロードをつれてくる役割)と母親(誓いの挨拶の前にブーケを受け取り、白の手袋を取ってやる)と新郎の父親(つまり私は、息子の誓いの前に手袋を受け取ってやる事と、その後はこの逆をやる)の役割があった。。奥様曰く、私は何もしなくて良いねと言っていたが、結婚式の中の賛美歌斉唱『312』では、おそらく奥様だけしか斉唱できない程、大きな声で歌っていた。

3)上記に引き続き、教会のリハーサルで、予め、時間がかからないように、結婚証明書を事前に殆ど作っておく為に、上記で述べた様に、私にいきなり結婚証明書のサインが求められた。事前に何も聞いていない事と、流石に薬が切れていた事で、何とか書いたが、ミットもない文字となっただろう。

 この結婚証明書のリハーサルでは、事前に日付を新郎が記入しておき、証人の所に、新郎の父(私)と新婦の母が先にサインして置いた。つまり証人の所には新郎の母親と新婦の父親はサインしなかった。最も市に出す正式な結婚の届けには、新郎の父親と新婦の父親のサインがあった(した)。 

はっきり言って、事前に私達親が何をするのか分かっておれば、失敗しないように手を打つのにと思いながら、とりあえず結婚式と披露宴までは無事終了した。


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