社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

『タイガーマスクの名前で贈り物』事件について

2011-01-09 11:53:55 | 日記

NHKニュースで放送された『夫婦別姓求め初の提訴へ』については、私の勝手な考えかも知れないが思うところをアップした。今回も実はNHKのニュースからの話だが、こちらも実は全く知らなかった。たまたま昨日ネットで知った。そして奥様と娘に話をすると、何回もNHKで流していたよと。これも、私の頭には偶然か知らないが、記憶に残っていない。

しかしこちらは、『夫婦別姓求め初の提訴』等(等と記載するとこれまた指摘を受けそうだが)の問題より、大変温かいニュースだ。この様なニュースは、NHKでもっと放送して貰いたい。

最も最初ネットで目にした時には、何か作り話か?と思ってしまった。しかし、昨年12月25日に前橋市野の群馬県中央児童相談所へランドセル10個を、タイガーマスク「伊達直人」の名前で、送ったと言うのはある意味凄い。年末の12月25日と言う日に、しかも「伊達直人」という名前で。絶妙だ。大不況な今の世の中で。派遣切りや就職難のこの時代に。

そう今のこの時代だからこそだろう。バブルの時代なら余り必要ないだろう。大変な時代だからこそ、この様な温かい気持ちが必要だと思う。

このタイガーマスク「伊達直人」の名前をつかったプレゼント。一時的なブームかも知れないが、これはこれで真似をして、流行りの一環でも、プレゼントできれば、少しでも子供たちが喜ぶし、その行為その物が、意味を持つし、またその行為の意味を、皆が考える事が大切ではないかと思う。

そう、マンガ(アニメ)の中のヒーローの行為が、ヒーローでなくても、一般の方でもできるのだと。その心が大切なのと・・・。

このタイガーマスクのストーリーは、古き時代の典型的日本人が好むお涙ちょうだいものだ。日本人のアニメで最高に泣けるアニメとしてフランダースの犬があるが、むしろこのタイガーマスクも近い。

レスラー養成機関「虎の穴」から、悪役レスラー「タイガーマスク」として日本のリングに送り込まれた伊達直人。素性を隠しながら、ファイトマネーを、育った孤児院に寄付し続ける。その孤児院の運営が厳しい事を知り、「虎の穴」へ納めるファイトマネーも孤児院に寄付してしまう。そして「虎の穴」からは裏切り者として、次々とリングに刺客が送り込まれる。独りリング上でタイガーマスクは、毎回苦戦するが最後は必殺技で倒してゆく。最後は車にひかれそうな子供を助けてなくなる(マンガ)。

このマンガが流行った当時(約40年前)、プロレスのある意味全盛期だった気がする。ジャイアント馬場の全日本プロレス、アントニオ猪木の新日本プロレスそして、ラッシャー木村(或いはグレート草津、或いはストロング小林)の国際プロレスとなんと3団体あった(今はもっとあるが・・・)。そしてこのタイガーマスクのアニメも放送されていた。プロレスの一大ブームが起きていた古きよき時代だ。

このマンガの原作は梶原一騎氏だが、氏のマンガを見ると大変単純明快なヒットストーリーが多い。「巨人の星」や「あしたのジョー」も含めて。

さて、最初に伊達直人の名前でしかも12月25日の日にプレゼントを贈った方は、やはり50代の方だろうか?あまりにも絶妙過ぎて凄い。あまりにも面白い。と言うと失礼だろうが、それにしても面白い。温かく面白い。面白すぎて真似をしたくなるだろう。そしてその後、真似がされる方が何人も、出て来た。まだ日本も捨てたものではない。


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