社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

役員からのセクハラへの対応指示(管理職には若い女性とは一切話をさせるな!)

2011-01-08 07:09:55 | 会社の仕事

先日、同僚(と言っても部長さんだが)と馬鹿話をしていたらふと思い出した。昔の(親会社の)役員さんは豪快と言うか強烈と言うか大変だった。今思い返せば、とんでもない個性的な役員さんが沢山いた。

話は10年近く前の話だ。当時アメリカで問題となりだしたセクハラ(セクシャルハラスメント)への対応についてだ。本来、私は出席する権利も義務もない会議で、なぜか役員さんを目の前にしていた。

昔からそうだが、こういう場面が若い時から、私にはついて回っている。最初の会社(つまり大卒で就職した会社:いつかこの会社の話は実名でしたい)の時も入社3年目で課長になった(と言うかさせられた?)。そしてその後の業績が思い通りに行かない為、社長に、土下座までもさせられた。これは本当の話だ。これもまた何時か掲載したい。

そしてその後、色々あって、当社(親会社)に中途入社したが、その後は、大手上場企業の幹部(役員)の会議に出席する事が増えた。私が東京から大阪本社に転勤になってからだが。普通は大手企業の役員となれば部門の一社員から見れば天上人となる。そして確かに転勤前の約7年ほどはそうだった。天上人とお会いするのは1年で数回だった。それが本社に転勤後、天上人(役員)を目の前にする毎日となった。マアーこれは本当は言いたくはないが、問題だ。と言うか不幸の始まりかも知れない。大企業のトップはやはり威厳が必要で、毎日その実情を見るべきではない。常にカリスマでなければならない。ましてやその実情を知るべきではない。常に天上人であって欲しい。しかし、天上人は人間だった・・・。

当時の部門のトップ(つまり役員:副社長)が、目の前で話をされた。私に言ったのか?もちろん両脇の役員に言ったと思うが

『セクハラは米国から問題になったが、その対応が難しい重要な問題だ。当社でも特に××部門では、若い女性も多いし、現場の男性管理職では対応できない。すぐ間違いを起こす。これを防ぐには、管理職に、若い女性とは話をするなと言明した』との事(かなり忘れて間違いがあるかも知れないが、おおよそ趣旨は同じ)

ウーンこれは、確かに究極の対応策だ。しかしこれでは、組織として仕事が成り立たないと思うが・・・。しかしそれでも現場の管理職を教育しても結果へのリスクが大きい、つまり防げないと判断された事になる。

これを発言できる、する役員がつい昔はいた。その前の役員はもっとすごいが・・・。これはこれで素晴らしい。今となってはこれができる方がいて欲しい。その内、当社の役員シリーズでも掲載したら私にとっても貴重な思い出となるのだろう。

※私が感じる日本のセクハラは、若い管理職が問題とはならない。お年を召した方の方が危ない。つまり大手企業では管理職より、役員の方が危ない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿