社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

定年退職で失うもの:甥っ子の就職保証人になる事ができなかった

2016-02-03 22:04:39 | セカンドライフ

定年退職後に、失う物は多い。仕事をしないので当然ながら収入がなくなるのは当たり前だし、毎日行く所を失うのもそうだ。そして、健康保険等や確定申告等今までは会社がすべてやってくれていたものも自前処理となる。まあこれらは仕方がないし、自前でもやらざるを得ない。つまり必須事項なのだから。

さて、これ以外で何を失うだろうか?多分プライドに関わる事になると思うが……

会社を退職した事により、それがたとえ定年退職であっても、無職で無収入である事実は変わらない為、どんなに資産を持っていても、それを言わなければ、プライドはかなり傷つく事になる。と言うのを試したらそうなったのが、生涯始めてのクレジットカード入会審査不合格だった。これは当然そうなると頑なに試してそうなったので仕方がない。

ところで、私には甥っ子が4人いる。一人は外科医になり、既に結婚して昨年赤ちゃんも生まれた。あまりどうでもよいことだが……

先日奥様に一番末の甥っ子が電話してきた。就職が決まったので、身元保証人になって欲しいとの事だった。奥様曰く「主人でなくて良いの?」と言ったら、甥っ子曰く「会社から、できれば、仕事している人が良い」と言われたらしい。

今年の正月にその甥っ子を含めて、奥様方の親戚と一緒にあった時に、私は昨年4月に定年退職して、今は仕事はしていない旨を話していた。もちろん奥様が仕事しているのはその甥っ子は知っていたし、奥様の兄弟は二人だけだった。就職の為の身元保証人として、甥っ子の両親以外で、身近で頼めたのはおじさんつまり私かおばさんつまり奥様だった。しかし私は既に仕事をしていなかった……

 

なるほど、これも仕事をしていない事で失う事のようだ。これはなんなのだろうか?とふと思った。甥っ子の保証人になれない事。

 

そして、改めて考えた。そして気付いた。いや甥っ子の保証人だけではなく、これからは全てそうなるだろうと………


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