社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

海外出張とマイレージ(手段と目的その1)

2010-03-20 19:55:36 | 日記

JALのマイレージの話を過去何回か掲載した事があるが、これは別にJALに限った事ではなく、ANAにしても同じサービスとなっている為、同じである。むしろJALの再建中とANAのマイレージがEdyに交換できる事を考慮すると、ANAの方が使い勝手が良い。
※JALのICポイントは主な空港でしか使えない。逆を言うとよく飛行機を使う人は、問題ない。

JALやANAのサービスはもちろんこのマイレージだけでなく、ステータスとしてのサービスもあるが、こちらよりはどうもマイレージの方に目が言ってしまうようだ。特にサラリーマンの場合は・・・。

私にとっては今更と思いながら(ここ2年間飛行機に乗っていない)、最近はしらけた感じで見ている。そんな中で、よくそんなに海外出張にいかれるなと感心していると、やはりと言うかこのマイレージの話に行き着く。そうあまりに異常に特定の地域への海外出張が多いとその理由が見えてくる。個人的には、それでも良いと思う。それで仕事が進めば・・・。私は今更マイレージで稼ぐ気もなければ、新しく飛行機会社のステータスを持つ気もないが。

上記で特にサラリーマンの場合と注記したが、サラリーマンと言っても、課長~部長の中間管理職を主に指している。もちろん管理職でなくとも、自分の権限やその仕事柄ある程度自由に海外出張をする事ができるれば、同じと見てよい。逆に給料を多く貰っている経営層となるとマイレージよりステータス(JALのグローバルメンバー等)の方が目的だろう。それはそうだ。この経営層からみると、マイレージで貯める額など知れているからだ。

さて、今回このマイレージの話を掲載したのは、目的と手段の履き違えをしている方が余りに多く存在するからだ。別に今に始まった事ではないが、最近富にひどいと感じる。会社でも社会つまり経済や政治でもそうだが・・・。

マイレージの例は説明が簡単だ。これの目的は、上記の会社の経営層を除くと、すばりお金(小遣いとは言え馬鹿にならない金額となる)だ。つまり極論すると

  1. 海外出張の目的:飛行機会社のマイレージ(つまりお金)結果的にはステータスも獲得。
  2. 本来の海外出張の目的:海外提携先との具体的進め方、クレーム処理等個別の仕事案件の具体的処理。勿論お祝いやコミュニケーションの場合もあるが、ようは個別の目的があって、その手段として海外出張となるわけだが・・・。

となるが、これは、目的と手段を間違えている訳ではなく、わかっていながら手段(海外出張)と目的(個別案件などの仕事)を取り替えて使っているだけだ。しかし、これらが横行しまくると経費が膨大に膨れ上がってくる。つまり、マイレージは会社の負担にはならないが、海外出張旅費は会社負担だから、その経費が増える事は抑えなければならない。つまり一昨年リーマンショック以降会社としてして経費削減等取り組まなければならない中で、海外出張経費は会社の変動経費の中でその最たる物だ。しかし実際は声高に経費削減を歌いながら、この海外出張を抑えているか?もちろん仕事上必要であれば(営業的にはどんどんいかなけ注文に結びつかないと思うが・・・)使わなければならないと思う。

現実は余りにも多くのマイレージ派や海外旅行派が多いと思う。

海外出張で多い目的のもう一つがこの海外旅行派だ。こちらはマイレージを目的とする方々より大分レベルが落ちる。つまりマイレージを目的として海外出張される方の語学力やその仕事ぶりには流石に凄い所がある。もちろん一人での海外出張など当然の如く実行される。一般的にはだが・・・。

海外旅行を目的とされる方の場合は一般的に、語学は殆ど当てにならない。しかもそれを本人が自覚されている。もちろんマイレージが目的でない為、強引な出張や異常な回数をこなすことはされない。マアー程ほどによろしいのではないかと思う。

上記の二つの目的つまり、マイレージ派と海外旅行派だが、普通はこれはわりと明確に分かれているが、マイレージを目的とする方の中にその実力が伴わない方がいた場合、周りにかなり迷惑をかけてしまうが、もっともそれで仕事が進むのであれば、良いと思う。


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