社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

小型PCを家電量販のヤマダに引き取ってもらった

2010-03-21 11:32:06 | 会社の仕事

以前ニュータイプPCは普及するか?で掲載したが、私が購入したPCでその後余り使っていないPCに、工人舎のSAシリーズ:SA1F00A/BとシャープのMURAMASAがあった(UbuntuとシャープPCのMURAMASAとソフマップの対応参照)。

先月購入したノートPC(EVEREXノートブックPCの後継用にノートPCを購入したを参照)は下取りサービス(家電量販店ヤマダのPC下取りサービス参照)があったが、これが明らかな誇大広告であり、消費者には詐欺としか疑いようがない事を平気でPRして事がわかった。が、よくよく考えると怒るような事ではなく、そんな甘い事などありえないと自分に振り返って考えるべきだと言う事を再認識した。しかしヤマダの対応にはあきれた。

DSCF4396 上記で二つのノートPCを結局は手放す事にした。購入価格を考えると大変な損失となるが、これも私の責任と痛感するが、問題は余り使いこなさなかった事だろう。それがわかった時点で、下取りに出すべきで、次のPCを購入した時に処分する事だったと思う。ここ数年の変化が余りにも激しい為、ついつい対応を先延ばしにしてきたつけだと思うが、しかし販売店側の対応も余りよろしくはない。

※左の写真はシャープのMURAMASA

つまり、家電製品と異なり、PCのサイクルタイムが早い為、売る時に、この製品の特徴を言っておくべきだろう。つまり最新型を購入してもすぐ陳腐化する(つまり価値がすぐ0になる)事を・・・。最もそれはわかっていても言える販売店はいない。結局PCは環境に悪い商品の最たる物だと言う事をメーカーも販売店も自覚して欲しい。(私も悪いとは思うが・・・)。

今回、EVEREXノートブックPCの後継用にノートPCを購入した事で家電量販店ヤマダのPC下取りサービスを使って上記の不要なPCを処分しようと考えたが、結局下取りとは名ばかりの処分となった。最も私の方も事前にこの事はある程度予想して行ったが、しかしそれにしても再度頭にくるヤマダの応対だった。

最初に下取りに出すPCを決める為に引き取る台数を確認する電話をヤマダに電話した。もちろん一台しか購入していないのだから、1台だろうと予測して・・・。

  1. 私「先月購入したノートブックPCの下取り優待券で下取りをお願いしたいのですが・・・?」
  2. 電話に出た女性の担当者「先月ですか。購入後の下取りは1週間以内が期限となっています。」
  3. 私「・・・」
    (えーそんなバカな。なにを言っているのか!)
  4. 私「下取り優待券には発効日より一ヶ月と記載されていますが!」
  5. 担当者「・・・」
  6. 私あきらめて素直に「お宅で先月購入したノートPC一台で下取りに何台PCをだせますか?」
  7. 担当者「1台です」
    私は、それ以上はもうあきらめた。このヤマダという会社の詐欺とは言えない詐欺まがいの行為はゆるせないが、これ以上言っても仕方がない。

結局、上記の2台のPCを用意してヤマダに持っていって下取りをお願いしたが、予想どおりの回答と答えだった。下取りキャンペーン等の過大広告が問題だっただけで、以前と同じように考えれば特に問題はないのだろうと思う。

という事で、今回の件で殆ど使っていないPCをとりあえず2台は処分する事ができた。しかも通常リサイクル費用として逆に費用を請求されが、100円での引き取りとなった。2台とも・・・。もっとも店員さんは、最初は動く事を確認しようとしたが、私がある程度理解していると判断したか、無駄な時間をかける事なく、起動確認も備品も殆どチェックする事はなかった。

引き取り料を受領し、この誓約書にサインをする前に、念の為、確認した。「この下取り優待券の下取り保証は、MAXの話をしているのですよね!」とつまり私が言いたかったのは対応してくれた店員さんにクレームを言う気はなく、この下取り保証とは嘘でしょうと!!!

流石に私の言いたい事がわかったらしく、この金額は、全ての備品が揃っていて、品質状況もベストなものでないと・・・としどろもどろの応対となった。

ヤマダは、以前も掲載したが、下取りの優遇サービス等で、価格優位性を示めそうとしているのではない。あくまでも初期つまり購入時の価格優位性であり、下取りではなく、いつでも100円で引き取ると言う事を言っている。

この辺は、PCを購入する時に本来は言うべき事だと思うし、同じ家電量販のジョーシンでは最初から言っている。「引き取るPCがあれば引き取りますと・・・。通常はこの業界が早い為、引取りは逆にお金が掛かるところを、無料で引き取りますと・・・」

と言う事で、シャープのMURAMASAは無料でも引き取りに出すつもりだった。悩んだのは工人舎の小型PCのはしりとなるSA1F00をどうするかだった。

私が、今後PCを使用する為に最低必要なPCの仕様を敢えて言うと

  1. Windows(OS)のリカバリー(購入前の状態に戻す事)が当家の環境で、できる事
    これは、シャープのMURAMASAと言うか、シャープのPC製品の特徴となるが、他メーカーやサードパーティ製のCD-ROMドライブとの相性が大変悪い。殆どのCD-ROMドライブからのOSブートが不可となると、最悪の場合にOSのリカバリーが出来ない。以前掲載した様にMURAMASAでCD-ROMからOSブートできた機種は今の所NECの1機種しか確認できていない(シャープ純正は知らないが)。会社にはあるが、もちろん当家にはないし、今後も購入する気もない。
    これは今後このPCを使い続ける中で、なにかあった場合の最大の欠陥となる。
  2. USBデバイスからのOSブート
    今はメインOSがWindowsだが、今後の使用場面を考慮すると2種類に分かれると考えている。
    1)一つは当分変化が現れないWindowsを使いながら、
    2)他(Linux系)のOSで瞬間起動をする事ができるか?
    が私の最大の関心ごとで、周辺で色々なデバイスが出てきてもそのプラットホームとなるOSをPCで試したいというのが希望だ。
  3. CPUがメジャーである事
    これは上記2にも関係するが、Windows以外のOSを使った場合に、正常に動かせるか?そのパフォーマンスが発揮でるか?
    と言う事にかかってくる。つまりシャープMURAMASAや工人舎のSA1F00はインテルやAMD製のメジャーCPUを使っていない。これが問題となる可能性がある。
    最も、今と成っては、この意味はOSのパフォーマンスからすると時代遅れのCPUを意味するが・・・。

という事になる。もちろん購入した時には、上記を考慮して購入しているわけではないが・・・。特にシャープのMURAMASAを購入した時には同じCPUの系統を使用した小型ノートブック東芝のリブレット(下取りで高く売れた)も持っていたが、このPCの薄さに感激して購入した。しかしやはり東芝とこのシャープMURAMASAの最大の弱点がこのCPUとなったのは間違いない。

さて、今回で改めて見直す事になったが、PC業界は昔感じた急激な変化つまり性能の革新性ゆえに、購入した時の価格とその価値がすぐ陳腐化する事を再認識する事になった。

ここ最近は、これにネットブックの低価格化と言う動きも重なり、その陳腐化は余りにも早い。何回もネットブックの記事を掲載しているが、今だと特にブロードバンドやEモバイルとの抱き合わせ販売でなくとも、ネットブックを2万円代で購入できる。そうすると、上記の様な結末が自ずと見えてくる。ヤマダでは、下取りで引き取る時に「他のお店で販売する為に動作確認をしています。且つ綺麗かどうかも確認している」と言っていたが、こんな事は実際はありえない。つまり中古販売の意味が限りなく無くなってきていると言う事になる。これは別の意味で問題だと考える。

このPCの激的な変化と低価格の意味する所は、中古市場(リサイクル、リユース)の消滅と環境破壊へと繋がっていきそうで怖くなる。そうならない事を望むが・・・。極力廃棄ではなく、リユースする方向で考えないとと思いながら、既に批難したヤマダに引き取ってもらった後で考えても意味がない。


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