2008年度の携帯大手3社の連結決算が出た。結果3社とも減収となり、携帯電話市場の成長が頭打ちになった事が実証された形となった。私的には、ここ10年の成長も異常と思っていたが・・・。
携帯電話・PHSの契約件数は1億1205件(2009年3月)。既に国内の普及率は88%に達しているとの事。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | |
NTTドコモ | 44,479 (▼5.6) | 8,309 (2.8) | 4,718 (▼3.9) |
KDDI (au) | 27,192 (▼5.0) | 5,014 (10.2) | 2,731 ( 2.4) |
ソフトバンク | 15,628 (▼4.2) | 1,713 (▼1.8) | - |
※単位は億円
さてこれだけでは、日本の携帯端末市場がどうなっているのか分からない?と言っても既に飽和しているのは分かりきっている。日本の人口を考慮すると考えなくても、答えが出ると思う。最も仕事で使う人と個人端末の重複が上げられるが、何れにしても、既に飽和状態であり、且つ政府(総務省)が、横槍を入れた事によって、更に事業収益は悪化スルと言うか、減少する為、税収が落ちる事になるとは思うが・・・。
上記でKDDI(au)が端末販売台数の純増数で3位だった事は結局、営業利益を底上げする事になり、逆を言えば、純利益を公表していないソフトバングの苦しさとNTTドコモのつらさが分かるというものでもある。
NTTドコモとソフトバンクはパケット定額の最低料金を今までの値段から半額にしてきており、これらの影響がどう出るか?興味のあるところでもある。
ちなみに当家は、全員auである為、auも追従して欲しいが・・・。
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