社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

小松左京賞作家機本伸司「スペースプローブ」

2007-12-25 22:32:08 | 趣味(読書)

図書館で新刊の所に紹介されていた書籍を借りてきて読んだ。結局借り始めてから、読み始めるのに3週間ほどかかった気がするが、やっと読み終えた。これもまた中々面白い作品だが、チョット堅苦しい言葉が多く出てくる。

スペースプローブ2.jpg私的には、昔からSFは好きな方だったが、最近は殆ど読んでおらず、久しぶりに読んだSF分野の書籍となる。

著者の機本伸司氏は2002年「神様のパズル」で第3回小松左京賞を受賞して作家デビューされています。

裏表紙の内容紹介を上げておくが、私的感想としては、この中の主人公の一人石上香蓮が、裏ミッション(つまり、有人月着陸の目的を実行しないで、別の目的:地球外知的存在の証拠の探索)を実行し、指令船も機械船もトラブルで、探す目的も見つからず、帰還できる可能性が無くなった状況で、曽我部臣太に言う言葉「私にとってのライトビーング--- スプリーム・ビーングが存在するのかどうか」「それが存在するのなら聞きたい。どうして私が、この世に生まれてきたのか」という言葉が、モットも響いた所です。結果がどうなったかは、実際に本を読んでください。
絶体絶命の状況で、大どんでん返しを橘緑郎船長がやってくれます。


西暦2030年、地球に接近する長周期恒星”邇其(ニキ)”へと向かった無人探査機”こめっと”が《ライト・ビーングー》という謎のメッセージとともに消息を絶った。一方、曽我部臣太、石上香蓮ら日本総合開発機構(JUDO)・宇宙探査局の6名のクルーたちは、翌年の有人月着陸計画に向けて訓練の日々を送っていた。そんなある日、臣太らは、”邇其”の予想進路上にニュートリノ信号を発する謎の物体が存在する事を知る。資金難により最初で最後と噂される月計画を捨て、”裏ミッション”の敢行を決意した彼らは、夜な夜なカラオケボックス”イリアス”に集い、無謀ともいえる実行計画を寝るのだったが・・・小松左京作家が描く移植のファーストコンタクトSF。


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