社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

大先輩の愚痴が加速(より大先輩らしくなった???)

2010-03-11 07:11:50 | 会社の仕事

人間歳を取ると愚痴が多くなると言うが、最近大先輩の愚痴がより激しさを増してきた。もともと大先輩は私より一回り以上年上であり、ましてや私の部下などは、2世代以上の年下となる。

この辺のギャップが若者たちとある方が、昨年来、出向しても大先輩や私の苦労を救ってきた気がする。単純に言えば、若い部下(私にとっても息子や娘より年下)を持つ事で、逆にそのフレッシュさが、私達を元気付け、且つ何とかしなければと言うまるで親と同じ気持ちにさせていたのだろう。別の言い方をすれば、先輩も私も親と同じ気分ながら、そのギャップがあるがゆえに、若者達を面白半分にからかいながらその成長を楽しみにしてきた所がある。

とこういえば、かなり余裕がありそうだが、大変な反面おそらく精神的な面で余裕があったのだろう。この若者達との掛け合い的な楽しさが、大先輩と私を今の歳でもがんばらせている力の元になっていると感じる。

さて今回は、その大先輩の話である。

私達2人を楽しませてくれる若者達の話はまた是非とも別の機会に掲載したいと思っている。4人の若者、愛すべきからかいがいのある今年3年目の営業のラッパ吹き、30過ぎの死線を越えて明るく常にポジティブな新世代の技術リーダー、糸巻きで呼んだ楽しくて愛くるしいまるで猫のようなお嬢さん、何でもこつこつすばやくこなすスーパーお姉さん、私達にとって彼らは救いの元となった。

と言う事で、その大先輩だが、ここ今年に入ってと言うか、最近1ヶ月程で、私を相手にする愚痴(私や部下を愚痴のはけ口にしていらっしゃるのかもしれない)の激しさが増している。私の性格にもよるのだろうが、出向して来た時に大先輩には自由に仕事してもらって良いですとしか言っていないし、そうして来た。隣でほぼ一年間仕事しながら、昼食も共にすごした。結果、余程私と話しやすいのだろうと思うが、毎日大先輩の愚痴を聞く事になったが、それでも私には、若い部下達とは違う信頼と大人の関係で話できる独自のこれまた心地よい環境が出来ていたと思っている。もっともわたしのうぬぼれかも知れないが・・・。

しかし一方で大先輩には、歳による健康への必然的な衰え、将来への環境への変化と今年いっぱいと言う将来への不安やさびしさがあるのだろうと思う。それが、上記の様に加速度的に現れてきているのではないかと勝手に解釈しているのだが・・・。

最近の大先輩の愚痴、実際は愚痴ではなく既に言いがかり的なお年寄りのストレス発散となっているが、その例を挙げて見る。

  1. JRの電車遅れに対する原因に頭にきて、駅員を捕まえて罵倒?
    遅れが、毎回同じ内容(例:信号機故障等)でありそんな事はありえない。JRは嘘つきだ。固定費削減等で設備の点検等をまったく実施していない等
     
  2. 政治家、官僚や自治体へのクレーム
    禁煙や禁酒を実施するなら、中途半端な実施をするな!
    税収を増やす目的ならその実施を含めて徹底しろ。
    酒が悪いと言うなら、おなじ可能性がある食に対して同じように制限しろ。
    タバコを吸うなと言うなら、他の食料品も食うなの法律を施行しろ・・・等と。
     
  3. 当社のレイアウト変更への言いがかり
    親会社からも出向となり、またこの会社でも理不尽な場所に詰め込まれる!
    これは完全な言いがかりと思うが、余りにも被害者意識が出ているのだろう。なぜ私達が・・・。レイアウト変更の理由となる部署の配置について、何とかならないのかと質問しようとしてされるが、その部署の話を私達が言っても仕方が無いのだが。

と言う様な話しだが、個々で考えるとそれぞれ怒る程の話ではない。いちいちJRの駅員を問い詰めても答えは変わらないし、政治に腹をたてても、選んでいるのは自分達なのだから・・・。ましてや他の部署の方も困っている事を考えると、もう少しゆとりがあってもよいのだが・・・???

最も最初の方で掲載した様に、大先輩にとって、今の会社に来る事、そしていつかは辞めなくてはならない事を考えるとやめられた以降の人生が心配だ。張り合いが無くなり急に老け込むことが無いように趣味を持ってもらいたいものだが・・・。


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