社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

G7協調為替市場介入(円売り)

2011-03-19 11:21:33 | 日記

17日の早朝にシドニー市場で戦後最高値となる1ドル76円25銭となった。何と一気に5円近く円高となった。この円高は、阪神大震災の時も、震災後円高となったが、また同様に他人の不幸を利用して金儲けする輩がいる事を意味する。震災後、なくなるはずがない物がなくなる現象が出ている。個人的にインスタント食品やガソリンを買うのも考え物だが、一方この復興を目指す中ではどうも銅が不足している様だ。もちろん住宅用の建材から必要となりそうな物、あらゆる物が西日本で亡くなりつつある。必要な物は必要だろう。そして復興に向けた善意と解釈したいが、どうも人間それだけではない様だ。これを機にひと儲けと考える人間がいるのも確かだ。

そう言う意味で言えば、この円高は、その規模が異なる。余りにも巨大な額が動いていると言う事になる。昨年の日本だけの為替介入では、円高を完全に止める事は出来なかった。しかし今回は、未曾有の大震災を受けている日本に対し、米国、英国、カナダ、欧州の通貨当局が一斉に協調介入した。結果、1ドル81円台(19日早朝80円台)まで戻している。世界経済への混乱を回避する狙いがあるだろうが、それにしてもG7の協力はありがたい。しかし恐ろしい程の円高だ。と言うより、この為替介入で、対ユーロに対しては円安となっており1ユーロ114円台となっている。しかしドルは80円台だ。これはある意味円高と言うよりドル安だ。

と為替の話ばかりをしても仕方がない。76円台となった時にドルを100万円で購入して、81円にもどした時に売って、その利益を今回の震災に寄付すべきだった。と思ったが、動かせるお金がなかった。そう夜中にネット銀行にあるお金は全て外貨だった。普通預金があった近畿大阪銀行は夜は使えない(ネットで振り込み等)リアル銀行だった。

しかし何れにしてもこの為替の問題は今後の日本経済を大きく左右するのは間違いない。今のままの円高が続けば、回復はあり得ない。復興はできても・・・。


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