社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

新サーバーへの移行失敗(共有フォルダーの謎)

2010-05-08 13:48:45 | ITについて

会社で前期末にサーバーを購入した。がその後今だ有効活用には到っていない。私の本業も忙しかった事もあるが、別の用件等で集中的に作業できなかった事もその原因のひとつだ。そうは言っても、ここ最近このサーバーの環境構築(コピーソフト:FastCopyをファイル移植用に使う事にした)が何とか進み、GW(ゴールデンウィーク)後の稼動を考えていた。

しかし、簡単ではあるが基本的な問題が、予想外に発生した事で、GW後の新サーバへの移行に、見事に失敗した。急遽本社のIT担当者に、旧システムの稼動継続依頼し、この急場はしのいだ。しかし私的には完全にタイミングを外してしまったと後悔している。ちょうどGWと言う絶妙のタイミングだったのだが・・・。最もその主たる原因が今だ明確ではない為、後悔のしようもない。

今回の新サーバーの設定で問題が発生したのは、なんとファイルの共有と言うごく初歩的な設定だった。これはWindows2003サーバー上のデスク領域に特定のフォルダーを作り、ここにあらかじめ本社サーバーからデータを丸ごと移しておいて、このフォルダーを共有フォルダーにして、特定の人に使ってもらう予定だった。

最初にこのフォルダーを作り、事前にこのフォルダーを共有フォルダーにして、あらかじめ特定ユーザを作成しておき、このユーザでネットワークアクセスできる事も確認しておいた。これで準備万端となり、GW前の4月30日に公開テストをするつもりが、先にテストしておいたネットワーク接続でエラーとなり共有フォルダーにアクセスする事が出来なかった。実際にはネットワークアクセスで認証エラーとなり、ユーザIDとパスワードのインプットダイアログでループとなった。

最初接続できていたのがなぜ出来なくなったのか?これを解決する為に結局2日間かかってしまった。最も2日中これだけを作業していたわけではないが・・・。

この原因を突き止める為、再度ネットワークを調べてみるが、どうも原因となりそうな物が見つからない。と言う事で以前新サーバーを導入した後に後学の為に購入しておいた中古の書籍を取り出してきて、調べた。この書籍を読んで私があいまいにこの共有フォルダーの事理解していた事を再認識する事になった。これはこれで大変、勉強になったが、この本でも結局解決しなかった。

2003サーバー 書籍名:Windows Server 2003
発行日:2003年6月20日
著 者:井上 孝司
発行所:株式会社 秀和システム
定 価:3,800円+税
補 足:約650ページにもわたる解説書で、実際のメニューを使ってわかりやすく説明されており、大変有意義な書籍と考える。サーバー系のSEを目指すのであれば、この本の内容は全て理解して、使える事が必要だろう。
もっともLinuxの環境は自宅で簡単に構築できるが、Windowsサーバーの場合は、ライセンスの問題がある為、自宅で試すわけには行かないだろう。

最終的には、別の新たなフォルダーを作り、そこにデータを移して、アクセスするも駄目、続いて各ユーザのパスワードをリセット(再設定)する事でやっと解決した(接続できるようになった)。今だ原因はわからないが、この手のトラブルはもはら感しかないと最後は痛感した。この間に共有フォルダーの各種設定からローカルユーザー管理のパラメータの確認、クライアントのネットワーク接続の履歴消去から、再起動、サーバー側の再起動とかなりの時間を要した。もっともこれが本稼動していたら、とてもこんな作業は出来なかっただろう。

さて、今回も中古本を使ったが、この書籍の定価は3,990円(税込み)だ。いくら専門書とは言え余りにも高い。しかも最もメジャーと思われるサーバーOSなのに。これでは通常は会社として購入するしかない。MSの製品は当初取説などもかなりやさしく記載されていたが、今ではクライアントOSも含めてサーバーOSでもまともな取説(紙という意味)はない。それならLinuxと同じではないか?OSの値段をただとは言わないが、ましな値段にして欲しいと思うが・・・。

と言う事で、今回も古本のお世話になった。この本が大型書店に今でも置いてあるのかわからないが、通常のお店ではまずないだろう。私はこの本をブックオフで500円(税込み)にて購入した。


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