社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

宮部みゆき『過ぎ去りし王国の城』

2016-01-09 11:44:44 | 趣味(読書)

宮部みゆき氏の最新作になるのだろうか?昨年4月30日発行の『過ぎ去りし王国の城』を読んだ。今までのどのシリーズでもなく、おそらくこの一作限りの作品となりそうで、不思議な作品だ。内容的には、かなり無理のあるストーリで、多次元世界+タイムパラドックス的な内容だ。但しメインで扱っているテーマは学校でのいじめ、貧窮や家庭内暴力等の社会問題であり、非常に重く、悲しくて且つ暗い。終わり方としては、少しホットするエンディングだったが、氏の作品とするとウーンとうなりたくなる作品だった。つまり余り良くないと言う意味だが・・・。

 

マア―沢山の作品を書かれているので、全てが私の感性に合う訳でもない。登場人物に全て共感できる訳でもない。テーマとしては重いが、かなり暗い作品だった。

 

 

過ぎ去りし王国の城

書 籍:過ぎ去りし王国の城
著 者:宮部みゆき
発行日:2015年4月30日初版
発行所:株式会社KADOKAWA
編 集:角川書店
定 価:本体1600円(税別)

過ぎ去りし王国の城-帯1
過ぎ去りし王国の城-帯2

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