社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

人生の目的(何の為に働くのか)その3

2008-05-02 10:19:31 | セカンドライフ

人生の目的(何のために働くのか)その2かなり重いテーマについて掲載したが、また同様なテーマについて考えて見た。なぜ今頃このテーマについて、考えるのか?
今は会社復帰直後で、余計な事を考えず、とにかく会社に慣れる事が先ではないかと言われそうであるが・・・

実はもう何回も、息子が大学院を娘も大学をこの3月で卒業した事を掲載したが、実はこれが、一番の理由である

若い頃は、最初は訳が分からず、仕事になれる事を優先し、先輩やお客様から教えて貰いながら実社会で勉強し、慣れてくると責任も信用も出てくる為仕事が面白くなる。それと合わせて、私の時代では、結婚し、子供ができ、仕事の責任も、果たしながら、家族の為に仕事をするのが目的となる。この頃には、部下も付き責任も更に重くなり、その後社内的にも段々厳しい立場に成って行くが、仕事的にはほぼ中心的実務をこなす様になる。従って、かなり忙しくなるが、家族の為に、必死に仕事する事になると思う。たとえ少々、つらかろうが、徹夜が多かろうが、頑張るのは、やはり家族(奥様+子供達)の為だと私は思う

最近では、結果途中で倒れる方も多くなっているが、無事子育ても終了し、夫婦だけの次の人生を考える事になるが、そうなる前に考えておければベターである。私の場合は運悪くと言うか運良くと言うかSADによる自宅療養の期間(1年間)で、ある程度この問題について、考える事ができた。このブログを立ち上げた最初からのテーマをSAD、ボランティとセカンドライフとしていた事からも分かっていただけると思う。

結論からすると、セカンドライフに付いては、地域社会との関わり(ボランティアを含む)と好きな事(楽器、読書、写真、絵画等何でも)で社会との繋がりを続けて行きたいと考えている。その中に趣味的に仕事(IT分野)を交えながらになるかも知れないが・・・。

さて、よく会社の仕事を選択する中で、好きな仕事、得意な分野に就きたいという話が良く出るが、実は私自身はこれに対する回答が出ていない。50歳を超えても自分の事が分からないのである。

なぜ、「何の為に働くのか?」のテーマが、この「好きな仕事、得意な分野の話」になるかと言うと、実は最初に述べた何の為に働くかの、第一の目的であった子育てがとりあえず終了し、その目的がなくなったからである。つまりセカンドライフとの狭間(今から定年退職までの間)を何の為に生きるかと言う新たな命題が出て来た。つまり幸か不幸か私の場合は、26歳で結婚し(当時では普通)、子育てが、60歳どころか55歳を待たず、終了してしまったからである。どう言う事かと言うと、だからこの定年までの狭間を好きな仕事や得意な分野をやってみたいと言う事になる。

以前、一つの会社で且つ一つの業界でズット定年まで仕事できたら、これは大変珍しい、幸せな人生だろう(私的に勝手に解釈)と掲載した事があるが、このような方に、貴方の仕事は、好きな仕事だったか?自分の得意分野だったか?との話をして見たいが、おそらく、好きな仕事だったかは別にして、ずっと同じ業界で同じ仕事をしていたならば、自分の得意分野だったのだと思う。

私の経験上、営業、営業技術、開発、企画(財務、営業企画)と規模(会社)も、扱う分野もそれぞれ異なる仕事の経験を30年間していると、自分でも何が好きな仕事か、何が得意な分野かは私自身でも判断ができない

私の経験上、自分のやりたい仕事や役割と回りの期待する仕事・役割は、まず合わないと言うか一致しない。自分の得意と思っている仕事・役割と回りの思っている事もこれまた異なる。つまり、本人が得意と思っている事は、回りはそれ程評価しないが、本人がそれ程評価しない所を逆に回りが評価すると言う事である。

と言う事で、できるだけ早く会社に慣れる事から初めて、新たな目標を作って行きたいと考えている

<追加>

最近の若い人が、「英語を生かした仕事をしたい」「ITを生かした仕事をしたい」「海外へ行きたい」と言うようなこれが好きな仕事・目的と考えているような事をよく聞く。私の意見としては、これらは何れも手段・ツールであり、今では必須となったツールであると思うが、中身(営業ノウハウ、業界ノウハウ、マーケティングノウハウ、技術ノウハウ、生産ノウハウ、メンテナンスノウハウ、経理ノウハウ等)がなければ、仕事にならない為、中身で実力を付ける事が先であると考える
中身の実力つまり日本語で国内で仕事ができる実力があれば、海外で通訳を雇えば済む話である。もちろんこれらのツールを使いこなせれば鬼に金棒である。
最も日本の企業が、これだけグローバルになってくると、会議その物が日本で開催されても英語での会議になる為、実務も判断できて且つビジネス英語力は必須となると思うが・・・。


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