昨年は、東日本大震災の影響で、市の多くのイベントが中止になった。その是非は別にして、そのイベントの一つ公民館フェスティバルが今年は開催された。この公民館フェスティバルで参加するプログラムの一つに『外国人の主張』と言う物がある。当市のにほんご教室に来られている学習者の方が、市民ホールで、日本語でさまざまな発表を行う物だ。発表と言っても、それぞれの国との文化等の違いを述べるのが多いが・・・。もちろん公民館フェスティバルに最初から参加している訳ではない。
Wordで作成されたチラシ。昔はMS Publisherだったが・・・。 |
確か私が、SADで休職していた年が、その最初だったと思う。つまり2007年からになる。この市民ホールと言う大会場で、大勢の市民の前で、何かをしゃべるのはなかなか勇気がいる物だ。当時私が担当していたインドネシアの学習者がこのイベントに参加する事になった。確かGWの前後を使って、参加する直前まで、日本語で添削していた記憶がある。それだけ、学習者も真剣だった。
今年は7名の学習者が参加してくれた。イベントの一番最後の方、後ろから2番目のプログラムになっていた。市民ホールを使うプログラムでは一番最後だ。この最後と言うのには実は理由がある。そう学習者が何人参加するか分からなかった為、一番最後にした。つまりプログラムの進行上、おおよその時間を、事前に連絡しなければならなかったが、これは参加する人数に左右されるからだ。
確か最初の時も、日本に来て1か月ぐらいのインドネシア人に参加してもらった。その添削は大変だったが・・・。
今年もその参加する学習者の人数に苦労した気がする。そう今年は2名の日本に来て相当古い方がいたからだ。別に日本に来て古いから参加するのはどうかと言うことではない。最初から7名だったか或いは途中で参加辞退が出たか分からないが、古い方に急きょお願いしたのではないかと言う気がしないでもない。この辺の事情は、私はわからない。最近イベントのみでにほんご教室へ行っていない。
今年は、
- 中国(男性)
- 中国(女性)
- インドネシア(男性)
- ベトナム(女性)
- 韓国(女性)
- 中国(男性)
- フィリピン(女性)
となり、アジアのみとなった。ぞれぞれ、発表をしてもらったが、やはり日本とそれぞれの国等の文化の違いが多く、なかなか楽しませて貰った。
日本の電車について。日本は女性専用車両が、これは女性にとって安心できる。社内では携帯電話の使用が禁止されている。中国の上海では、携帯電話を電車の中でもかけており、やはりうるさいし、お年寄りに優しくない・・・日本に来て一番困った事。ごみの分別。中国にはない。そしてごみを出す日も決まっており、朝7:30までに起きて出さないいけない。早起きは苦手で、これは大変だった。上海ではいつでも出せた。が。しかし、地球の環境を考えると、ごみの分別は必要と思う等
日本人では気づかない、当たり前の事。それが当たり前ではない事を毎回気づかせて貰っている。以前も聞いた話。日本ではいつでも水が安心して飲める。蛇口をひねるとそれこそいつでも。電車は遅れない。遅れるとニュースになる等。日本では、何処に行っても必要な物が手に入る。田舎に行っても・・・。
日本では当たり前。それが国によっては当たり前ではない。事を気づかせてくれる。
最近購入したノートパソコンとプロジェクターを使ってプログラムを表示出来るようになった。 但し使うのは、お年寄りの為、シングルクリックで簡単操作に!そうダブルクリックなどとてもできません。 |
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一番手は中国の男性の方。昨年からだったと思う。当教室にこられたのは。当市のイベントへの出席率が高い。と言うか無理にお願いしている気がするが・・・。 1年で日本語検定1級に受かった。素晴らしい。 |
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そして2番手も中国の女性。 | |
3ん番手はインドネシアの男性の方。もちろん働かれている。研修制度で来られているはずだが、またわかれがつらくなりそうだ。 | |
ベトナムの女性の方。2月の公民館イベントもお願いした。 | |
久しぶりに会った韓国の方。本当に久しぶりだ。お子さんが無事高校に入ったそうだ。しかも進学校に。素晴らしい。 | |
中国からこられている男性の方。なかなか楽しい話をしてくれた。素晴らしい。 | |
イベントには良く参加されるフィリピンの女性の方。ギターを持たせたら一番。料理もうまい。ワクワクパーティも楽しい。お子さんが3人。苦労されて育てている事がわかった。 | |
最期は参加者を前に、講師みんなで記念撮影。 |
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