社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

再び3DのTVが昨日のTVニュースで話題になっていたが、先にハイビジョン放送を充実してくれ!

2010-02-10 07:10:27 | 日記

3D映画や3D TVについて(今の両目の視野差を利用する技術が普及しても私には役に立たない技術)で、今のTV、映画やゲーム等が3D化しても、全く私には役に立たない事を掲載したが、昨日の夜のTVで放映されていたのも、この3DのTV開発や販売に拍車がかかっているニュースだった。

この背景には、新興メーカー、つまり韓国や台湾のメーカーが製造した薄型TVやこれらの国に製造委託して日本の会社が販売する薄型TVが、日本でも販売され、結果薄型TVが低価格化し、薄型TVでは既に利益を出すのが苦しくなっているとの事。

何かこの話を聞くと、昔のワイドTVや今のハイビジョン放送の事を再度考えてしまう。古くは、白黒TVからカラーTVへの移行があったが、これは急激にカラー化へと放送が対応され、カラーTVが当たり前の時代となった。しかし、ワイドTVへの対応はどうだったかと言うと、殆どのTVがワイドとなったが、同じインチなら画面(インチ数は画面の対角線の長さ)は小さくなり、且つ太った画面(元々のノーマル画面をアスペクト変換してワイドに引き伸ばした物)を見るか、両サイドが黒の更に小さい画面で見るかで、結局ワイド対応放送は何処のTV局も対応しなかった。これなどは家電メーカーが悪いのか放送局が悪いのか分からないが・・・

さて、今のハイビジョンやフルハイビジョン放送も同様で、生放送等のスポーツや音楽放送等は対応しているし、ブルーレイディスクも対応はしているが、過去の膨大のコンテンツは勿論、その当時の物でしかない。つまり上記の3D放送が対応できる以前に、フルハイビジョンでなくとも良いから、ハイビジョン放送を増やしてくれと言いたい。そうでなければ、地デジ対応液晶TVを購入しても、あまり意味がない。

安くても今必要でない物は買わない(家電量販ジョーシン特価から、更に市況が悪化?)で、39,800円で32インチ液晶TVが売れ残っていた話をしたが、最近このとんでもない低価格で、販売されているのがDX BROADTEC(船井電機)とORIONだ。どちらも日本のメーカーだが、大半は中国での製造となっている(はず)。当家でもDX BROADTECの製品はVHS+DVDレコーダーがあり、おかーさん(義母)のところには、通販のジャパネットたかたから購入した液晶TVがあるが、操作や取り説にくせがあると言うか、あまり使いやすくはない。最もこれは日本の著名メーカーでも、それ程大差はないが・・・。

上記の3D等をまともに検討する前に、日本のメーカーは、他にやる事はないのだろうか?この不景気な世の中で、安くて良いもの、それでもニーズが無ければ売れないと言う現実、当たり前の事で、リーマンショック以前が当たり前でなかったのだろう。

環境に優しい等と言いながら、大量に新品を購入して既存の製品を捨ててきた日本人。家電だけに限らず、車もしかりだったのだろう。まずはニーズにあった商品をニーズにあった価格で販売できる商品を作る事ではないのだろうか?儲からないから、勝手に趣向を変えて高い物を売るより、モットシンプルな製品が望まれているのではないのだろうか?

ワイドの前のTV、ブラウン管だったが28インチ(ワイドの32インチ以上の大きさ)は5万円もしなかったはずだ。以前西友の39,800円の32型液晶TVの販売発表でも安価な商品が出てきているが、このクラスでモット競争力のある商品(高画質)を考える事は大手家電メーカーにはないのだろうか。

既に西友で、DX BROADTECやORIONの液晶TVを何回も見たことがあるが、もはやそれ程画質は悪くない。おそらく単体で見ると差別する事は出来ないだろう。それでも売れない場合は、何が問題なのかを考える必要があると思うのだが・・・。これは別にメーカーだけの性ではなく、販売する側、つまり家電量販店の販売戦略にも影響すると思う。


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