社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

ScanSnapFI-S300の読み取りテスト(解像度とファイルサイズ)

2010-07-07 07:35:41 | ITについて

ドキュメントスキャナーScanSnap FI-S300を購入した。家電量販店ミドリの店員さんが言っていたこの機種がWindows7は対応していないのが本当か?FUJITSU(PFU)のホームページで確認した。別にミドリの店員さんが答えたのは間違いではないが、それでは大半の周辺機器が売れ残ってしまうと言うものだ。この店員さんが言う事を真に受けるお客さんばかりだったら、在庫は殆ど販売できない事になるが、そこは私の様に、「そんな事は無いだろう!まず間違いなくメーカーがドライバーやアプリケーションソフトのバージョンアップをWebでできる様にしているだろう。しかもWindowsXpからWindowsVistaならいざしらず、VistaからWindows7ならまず間違いないだろう!」と考えるだろう。

と言う事で、FUJITSUのScanSnapFI-S300のサイトに行ったら 、予想通りドライバーもアプリもWindows7へのバージョンアップが公開されていた。しかし、ミドリの店員は、この様な例を知らないのだろうか?自分達で、PCを買ったり、プリンター等を購入して使ってはいないのだろうか?余りにも知識が足りないし、それでよくお店の製品を売れるものだと思うのだが・・・。マアー私の方は、一機種古い機種を安く購入でき、且つADOBE ACROBAT8 STANDARDまで手に入れる事ができて、大変満足している。

このコンパクトドキュメントスキャナーを、箱から取り出し、最初に使った時に、この機種にしてよかったとツクヅク思った。当家にはHPの複合機とブラザーのFAX(無線LAN付き)MFC-870CDWNがあり、どちらもスキャンする事ができる。はるかにドッチも、このドキュメントスキャナーより場所をとるが。逆にこのドキュメントスキャナーのコンパクトさに驚いた。サイズに似ず多少重たいが。

最近はブラザーのFAXが無線LAN対応なので、これを使用して本ブログではスキャンして投稿している。しかし、スキャンその物が遅い。そして、上のカバーを開けてイチイチ用紙をあわせるのが面倒だ。更にスキャンした後に、画像を必ず加工しなければならない。これはブラザーのアプリの問題もあると思うが、フルサイズで読み込み、且つ用紙位置が正確でない為、かならずトリムしなければならない。マアーブログに掲載するのが目的なので、これはこれでよかったのだが、今回の様に最初から雑誌や書籍等の整理の為に使えるものでは、ない。

今回、ScanSnapS300を使ってみて、当初予想したより、読み込みスピードが速い事に感激した。実際の感覚は人それぞれだと思うが、私の場合はカラーの200dpiであれば、まず読み取りスピードは十分だ。しかもUSBバスパワー駆動でスキャンした場合のスピードだ。AC電源アダプターを使用すると倍のスピードになる為、言う事はない。しかも、セットされた用紙が次々を流れるようにスキャンされるのはなかなか心地よい。

最もこれからどのどんスキャンする様になるとどうかわからない。まあー家庭内で使う分には十分ではないかと思う。 おそらく、一枚一枚のスキャンスピードより、フォルダーに10枚しか置けない事の方が、問題となってきそうだ。これも20枚だとどうなるか?おそらく、この時に初めてスピードに不満が出てきそうだ。

さて、この読み取りスピードと関係するのが、実は読み取る時の解像度をどうするか?そしてその時のファイルサイズがどうなるか?実はこれが一番悩ましい問題だ。ScanSnap FI-S300の読み取り解像度は150dpi(標準)、200dpi、300dpi、600dpiと設定できるが、600dpiはまず使う事も無いだろう。当然だが、解像度が高ければ、その分読み込みスピードが遅く、ファイル容量も大きくなるし、HDDへ保存する時間もかかる。ビジネスで考えると300dpiで処理するのを即決めてしまうが、家庭用でそこまで必要な書類はあるのか?雑誌等を綺麗に保存する必要があるのか?この辺はそのスキャンする対象が何なのかによってかわってきそうだ。

カタログ表紙私が当社で使っている高速複合機のスキャナーは業務用の為、300dpiでも高速にスキャンできる。しかしビジネスで使う文書ほど本当はそれ程解像度は必要はないと思っている。モノクロで文字サイズの大きな書類が多いからだ。もちろんカラー写真等が入るものは少ない。従って上記でビジネスでは300dpiで処理しているのは本当は無駄だと思っているが、念の為(気休め)が多い。OCRなど使う事もないし、それこそコピーと同じ品質でスキャンできていれば大半は済んでしまう。

逆に家庭の方が、難しいのかも知れない。何を電子化するのか?これに尽きるが、私の場合、今回考えているのは、過去の旅行やイベントなどのパンフレットや資料、投資関係書類、クレジット関連書類、雑誌(IT関連、ビジネス誌、園芸誌、旅行誌、カメラ雑誌等、音楽雑誌)、専門書籍(左記雑誌と同じ)、コミック関連、小説等とかなり欲張って電子化しようとしている。最も捨てる為に電子化する事を考えている為、その品質がどれほど重要化はいまいち判断ついていない。この辺は、実際の上記の物をスキャンし始めてから、また掲載したいと考えている。

今回は、テストとある程度の指針を出す為に、実際にスキャンした。条件がキツイと思われるカタログ(FUJITSUのScanSnap)を用いた。カタログをスキャンするのが、条件的にキツイのは、背景に写真やカラーの帯などが入っている事、もちろん本文にも写真が多く掲載されている事、文字が非常に小さい事(本当にいい加減にして欲しい程だが、注釈が振ってあり、殆どこれを読む事は難しい。虫眼鏡でもないと・・・。)、モノクロの小さい文字でのスペック表がある事だ。実際にスキャンした解像度とファイルサイズを掲載しておく。実際にどの解像度を使用するかは、スキャンした結果を元に次回にでも掲載したい。

  カラー解像度 圧縮率 ファイルサイズ
1 150dpi(モノクロ300dpi)  3,488kb(  291kb/枚)
2 200dpi(モノクロ400dpi)  7,327kb(  611kb/枚)
3 200dpi(モノクロ400dpi)  5,703kb(  475kb/枚)
4 200dpi(モノクロ400dpi)  4,252kb(  354kb/枚)
5 300dpi(モノクロ600dpi) 12,734kb(1,061kb/枚)
6 300dpi(モノクロ600dpi)  9,187kb(  766kb/枚)
7 300dpi(モノクロ600dpi)  4,774kb(  398kb/枚)
8 600dpi(モノクロ1200dpi) 56,299kb(4,692kb/枚)

※元のカタログはカラーで両面の12枚物、300dpiの標準圧縮3で、一枚当たり1MBとなる。600dpiでは、読み取りの遅く(一枚読む毎に用紙が5~10秒止まった)、且つ綺麗さも300dpiと大差なく、ファイルサイズは300dpiの4.4倍となる。この解像度はあっても、意味がない機能だ。あとは200dpiとこの300dpiの圧縮率毎のスキャン結果で、運用方針を決めたいと考えている。通常だと、300dpiで処理すれば、時間はともかく、HDDの容量次第となろう。今時のPCでは、100GB以上のHDDは当たり前で、外付けUSB HDDも1TBの物が安く手に入るようになっている為、あまり心配する程でもないだろう。そう1GBで約1000頁保存が出来るのだから(100GBなら10万頁となる)。

最後に、コンパクトドキュメントスキャナーにしておいてよかったとツクヅク思う。いくら場所をとらないと言っても、上位機種なら置く場所に困っただろう。このコンパクトさは、簡単に設置でき、終了後は、簡単に書棚にでもしまう事ができる。これが最大のメリットだと思う。様はスキャンスピードを求めるか?それとも保管場所を優先するかになると考える。私の場合は、保管場所を優先した。


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