社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

神永 学『山猫』

2012-06-30 15:12:35 | 趣味(読書)

最近の読書はと言うと、定年関係や書籍やIT関連等の実用書とそしてこの神永学氏の作品が多い。特に神永氏の作品は、大変読みやすい。前回初めて氏の代表作品と言うかデビュー作のシリーズ物。心霊探偵八雲の最新作を読んだ。そして、改めて氏の作品を最初の方から読む事にした。

と言う事で、今回は『山猫』と言う作品だ。

若いフリーの事件記者の勝村英男。この勝村の同じ大学の先輩美人刑事霧島さくら。

勝村の恩人となる中小出版社の社長今井が殺された。しかも犯人は華麗で悪人から盗まない山猫。なぜ?山根虎と言うカメラマンの名前で、勝村に近づく山猫。本庁から山猫を追ってきた警部補の関本。同僚の福原らより放されて、その関本と行動を共にするよう上司の森田晃博刑事課長から指示される。

殺された今井の愛人サキから、今井が殺される前に勝村に渡してくれと頼まれたと連絡が入った。待ち合わせのキャバクラでサキからネックレスを渡され、帰り際に「ごめんなさい」と。その帰り際、突然二人組の男たちに襲われネックレスを奪われる。その二人組はサキのキャバクラにいた二人だった・・・。

とまた速いテンポでストリーが展開される。そして山猫を主題にはしているが、主人公は上記の勝村とさくらだ。そして神永氏のストリー展開の定番ともいう重要な犯人には必ず、内部の人間が・・・。

とこの作品もシリーズものでも良い気がするが。

CCF20120630_00001 書籍名:山猫
著 者 :神永 学
発 行 :2006年8月10日
発行者:爪谷鋼延
発行所:株式会社文芸社
ページ数:縦一段組みの291頁
定 価 :1000円+税
心霊探偵 八雲の神永 学
渾身の描き下ろしミステリー最新作!
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出版社社長が殺された。容疑者は山猫と呼ばれる窃盗犯。
決して人を殺さないはずの山猫が何故? 被害者の元部下でフリーライターの勝村は事件の真相を追う。同じ頃、勝村の大学時代の先輩で刑事のさくらも事件に違和感を覚え、独自に操作を開始するが・・・・・・。金を盗むと同時に、社会に潜む悪をも暴く現代の怪盗・山猫の活躍を描く、神永学畢生ピカレスク・ミステリー誕生!

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